概要:
この教科は、計測と制御という2つの異なる分野を学ぶ。
計測の目的は、データ処理の方法と、各物理量の測定原理、測定法を学ぶ。
制御では、シーケンス制御とフィードバック制御を理解できることを目的として、伝達関数、極などの概念を学ぶ。この授業を受けることで、各物理量の計測法とデータ処理、制御の考え方が理解できるようになる。
授業の進め方・方法:
通常の授業形式でおこなう。遠隔授業を取り入れる場合もある。
注意点:
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | 定数係数2階斉次線形微分方程式を解くことができる。 | 3 | 後2 |
自然科学 | 物理 | 熱 | エネルギーには多くの形態があり互いに変換できることを具体例を挙げて説明できる。 | 3 | 前14 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 商船系分野(機関) | 制御工学 | 物理量や工業量などの様々な”量”とその単位系を説明できる。 | 3 | 前1,前2 |
計測という行為を認識し、各種計測時の誤差を求めることができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5 |
物理量に対応する測定器と、その基本的な動作原理を説明できる。 | 3 | 前6,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
物理量を検出するセンサを説明できる。 | 3 | 前6,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
機械制御に関する用語や機器について説明できる。 | 3 | 後9,後10,後11,後12 |
シーケンス制御に関する機器や回路図について説明できる。 | 3 | 後12,後13,後14 |
シーケンス制御における動作の流れを表現できる。 | 3 | 後13,後14 |
システムに対する入力信号と出力信号について説明できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4 |
制御の対象となるものを選択できる。 | 4 | 後1,後2,後3,後4 |
ブロック線図を読み解くことができる。 | 4 | 後1,後2 |
フィードバック制御系の例からブロック線図をかくことができる。 | 4 | 後8,後9 |
自動制御の応用例を説明できる。 | 3 | 後11,後12,後13 |
自動制御に用いられている各種機器の動作などを説明できる。 | 3 | 後9,後10,後11,後12,後13 |
材料力学 | ニュートンの第二法則を用いて、基本的な1、2自由度系の運動方程式を立てることができる。 | 4 | 後2 |