到達目標
1. 補機の基礎部分を理解し、各機器の名称や役割を説明できる。
2. 各種ポンプの作動や特徴を理解し、流量調節方法を説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 補機の基礎部分を理解し、各機器の名称や役割を十分に説明できる。 | 補機の基礎部分を理解し、各機器の名称や役割を説明できる。 | 補機の基礎部分を理解できず、各機器の名称や役割も説明できない |
評価項目2 | 各種ポンプの作動や特徴を理解し、流量調節方法を十分に説明できる。 | 各種ポンプの作動や特徴を理解し、流量調節方法を説明できる。 | 各種ポンプの作動や特徴を理解できず、流量調節方法も説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
補機とは、船舶における主機(メインエンジン)を助ける補助的な機器類を補機と呼んでいる。
特に各種ポンプの作動や特徴を中心に説明し技術者としての基礎力を高める。
授業の進め方・方法:
・ 課題レポートを課すので、期限までには提出すること。ただし、内容によっては、課題レポートを小テストに変える場合もある。
・ 授業方法は講義を中心とし、必要に応じて資料(自作プリント等)を配付する。
注意点:
・わからないことは質問すること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
補機の概要 |
補機の役割を説明できる。
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2週 |
補機の作動原理
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主な補機の作動原理を説明できる。
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3週 |
各種ポンプの概要と分類 |
各種ポンプの概要を説明できる。
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4週 |
各種ポンプの作動原理 |
各種ポンプの作動やポンプの諸効率を説明できる。
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5週 |
各種ポンプの特徴(1) |
ポンプのキャビテーションが説明でき、比速度が計算できる。
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6週 |
各種ポンプの発停と流量(1) |
ポンプの特性曲線が説明できる。
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7週 |
前期中間試験 |
前期中間試験
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8週 |
各種ポンプの発停と流量(2) |
(試験解説)、 ポンプの直列運転と並列運転が説明できる
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2ndQ |
9週 |
各種ポンプの性能及び比較 |
ポンプの性能曲線が作成できる
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10週 |
各種ポンプの特徴(2) |
漏洩止めの特徴について説明できる。
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11週 |
各種ポンプの特徴(3) |
スラストの不釣り合い( 軸方向スラスト)について説明できる。
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12週 |
各種ポンプの特徴(4) |
半径方向スラストやサージングを説明できる。
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13週 |
油空圧装置の基礎知識 |
油空圧装置の原理を説明できる。
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14週 |
補機の全体の構成及び作動 |
補機の主な構成と作動が説明できる。
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15週 |
定期試験 |
定期試験
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16週 |
試験返却と解説 |
試験解説の内容を理解できる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | 整式の加減乗除の計算や、式の展開ができる。 | 3 | |
自然科学 | 物理 | 力学 | 仕事と仕事率に関する計算ができる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 0 | 0 | 0 | 40 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 50 |
専門的能力 | 30 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |