小型船舶論

科目基礎情報

学校	鳥羽商船高等専門学校	開講年度	令和03年度 (2021年度)
授業科目	小型船舶論
科目番号	0078	科目区分	専門 / 選択
授業形態	講義	単位の種別と単位数	履修単位: 1
開設学科	商船学科	対象学年	4
開設期	前期	週時間数	2
教科書/教材	小型船舶操縦士学科教本Ⅰ･Ⅱ（船舶職員養成協会編、舵社）
担当教員	片岡 高志,鎌田 功一,吉田 南穂子,広瀬 正尚

到達目標

一級小型船舶操縦士学科修了試験に合格することができる。

ルーブリック

	理想的な到達レベルの目安	標準的な到達レベルの目安	未到達レベルの目安
評価項目1	一級小型船舶操縦士学科修了試験に十分合格することができる。	一級小型船舶操縦士学科修了試験に合格することができる。	一級小型船舶操縦士学科修了試験に合格することができない。
評価項目2	小型船の航海計画を十分に計画することができる。	小型船の航海計画を計画することができる。	小型船の航海計画を計画することができない。
評価項目3	小型船舶における荒天時の操縦方法を十分に説明することができる。	小型船舶における荒天時の操縦方法を説明することができる。	小型船舶における荒天時の操縦方法を説明することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育目標 （B3） （海事技術者としての専門知識）

教育方法等

概要:

本授業は一級小型船舶操縦士養成施設としての学科講習となります。
授業方法は講義を中心とし、必要に応じて資料等を配付します。
中間試験及び定期試験は行わず、別途「一級小型船舶操縦士学科修了試験」を実施する。
合否は一級小型船舶操縦士学科修了試験の合否により決定する。

授業の進め方・方法:

必要に応じて課題等を課します。
｢航海概論｣、｢機関概論｣及び｢海技実習｣の内容を理解しておくことが望ましい。

注意点:

合格・不合格のみで評価し、評点はつけない。

授業計画

		週	授業内容	週ごとの到達目標
前期
	1stQ
		1週	小型船舶操縦者の心得および遵守事項 水上交通の特性	水上交通の特性を説明できる。
		2週	小型船舶操縦者の心得および遵守事項 小型船舶の船長の心得、小型船舶の船長の遵守事項	小型船舶の船長の心得及び遵守事項を説明できる。
		3週	交通の方法 一般海域での交通の方法（海上衝突予防法）	一般海域での交通の方法を説明できる。
		4週	交通の方法 港内での交通の方法（港則法）	港内での交通の方法を説明できる。
		5週	交通の方法 特定（輻輳）海域での交通の方法（海上交通安全法）、湖川及び特定水域での交通の方法（河川法等）	特定（輻輳）海域、湖川及び特定水域での交通の方法を説明できる。
		6週	運航 操縦一般、航海の基礎	操縦一般及び航海の基礎について説明できる。
		7週	運航 船体・設備・装備品	船体・設備・装備品及び発航前の点検について説明できる。
		8週	運航 機関の取扱い	機関の取扱い及び点検について説明できる。
	2ndQ
		9週	運航 気象･海象、荒天時の操縦	気象･海象および荒天時の操縦について説明できる。
		10週	運航 事故対策	小型船舶の事故原因及び事故対策について説明できる。
		11週	上級運航 I 航海計画１	安全な航海計画を計画することが出来る。
		12週	上級運航 I 航海計画２	海図を使用し安全な航海計画を計画することが出来る。
		13週	上級運航 I 救命設備・通信設備、気象・海象 、荒天航法及び海難防止	小型船舶の救命設備・通信設備及び気象・海象・荒天航法及び海難防止について説明することが出来る。
		14週	上級運航 II 機関の保守整備	小型船舶の機関の保守整備について説明することが出来る。
		15週	上級運航 II 機関故障時の対処	小型船舶の機関故障時の対処について説明することが出来る。
		16週	総括

評価割合

	試験	発表	相互評価	態度	ポートフォリオ	その他	合計
総合評価割合	0	0	0	0	0	0	0
基礎的能力	0	0	0	0	0	0	0
専門的能力	0	0	0	0	0	0	0
分野横断的能力	0	0	0	0	0	0	0