国際関係論

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 国際関係論
科目番号 0081 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 商船学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 指定なし
担当教員 中平 希

到達目標

1. 20世紀以降の各地域の人々の交流や対立によって生み出されてきた様々な国際関係を、歴史的背景を含めて理解し、現在の国際関係を把握する。
2. 課題を期限内に仕上げて提出するスケジュール能力を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1授業であつかった国際関係の概要をよく理解し、主要な事項について十分な説明ができ、発展的な問題を作成できる。授業であつかった国際関係の概要を理解し、主要な事項について説明ができる。授業であつかった国際関係の概要が理解できない。
評価項目2主体的な関心を持って授業に取り組み、自らが調べたことを加えてまとめることができる。関心を持って授業に取り組み、わかりやすくまとめることができる。授業に関心を持たない。
評価項目3課題を的確に完成させ、期限内に提出できる。課題を期限内に提出できる。課題を期限内に提出できない。

学科の到達目標項目との関係

教育目標 (A1) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
1. 20世紀以降の各地域の人々の交流や対立によって生み出されてきた様々な国際関係を、歴史的背景を含めて理解し、現在の国際関係を把握する。
2. 課題を期限内に完成させて提出するスケジュール能力を身につける。
授業の進め方・方法:
・授業は講義形式を中心とする。
・講義資料はOneNoteを使用する。
・学修単位科目であるため、事前・事後学習として課題の提出が必要である。
注意点:
・日頃から新聞やニュースに目を通し、現在、日本や世界で起こっていることについて、広い関心を持つこと。
・ノートをとる際には、書き写すだけでなく、気づいたことや説明などのメモを加え、後から振り返ったときに役に立つ独自のノートを目指すこと。
*新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により、状況を鑑みて授業形態を遠隔授業等に適宜変更することがある。
 また、試験についても実施方法を変更する場合があるので、授業時の指示に従うこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 東西冷戦(1) 鉄のカーテン、冷戦、封じ込め政策、核抑止力といったキーワードについて説明できる。
2週 東西冷戦(2) ドイツの東西分割の経緯について説明できる。
3週 冷戦終結 ゴルバチョフの政策からベルリンの壁崩壊に至る経緯について概略を説明できる。
4週 ソ連が目指した理想と現実(1) ロシア革命や共産主義政権が目指した理想と現実について概略を説明できる。
5週 ソ連が目指した理想と現実(2) 現在の長期にわたるプーチン政権の政策について概略を説明できる。
6週 中東戦争 中東戦争が欧米の植民地政策を端緒とする戦争だったこと、また現在に至るパレスチナ問題について概略を説明できる。
7週 前期中間試験 これまでの授業内容を理解し、試験問題に適切な解答ができる。
8週 答案返却・解説 試験結果と照らし合わせて、これまでの復習をおこなう。
2ndQ
9週 アラブの春 2010年からの「アラブの春」とその挫折について概略を説明できる。
10週 中国の変化(1) 中華人民共和国の建国から文化大革命までについて概略を説明できる。
11週 中国の変化(2) 中国の改革開放政策と現在の状況について、概略を説明できる。
12週 アメリカの変化 ブッシュ政権からオバマ政権に至るアメリカの政策の変化について概略を説明できる。
13週 EUの苦悩 EU創設の理念と、シリア紛争以来の難民の流入によって起こった分断について概略を説明できる。
14週 アメリカの現在 トランプ政権以来、アメリカ国内で起こった分断について概略を説明できる。
15週 前期期末試験 これまでの授業内容を理解し、試験問題に適切な解答ができる。
16週 答案返却・解説 試験結果と照らし合わせて、これまでの復習をおこなう。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験ポートフォリオ相互評価態度発表その他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000