国語表現

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 国語表現
科目番号 0083 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 商船学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 特に使用しない。随時配布プリントで対応する。
担当教員 豊田 尚子,竹内 幸弘

到達目標

1.社会人として通用する語彙能力の運用を目指し、実用的な分野を中心に学習する。
2.国語を学習する最後の機会ともなるので、文化的な知見を深め、発想力、発信力を高めるために、様々な題材に実践的に取り組む。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1課題の目的や意図を理解し、題材について、正確に、丁寧に、仕上げることができる。対象とする題材に、正しく仕上げる努力を認めることができる。対象とする題材に、目的や意図を理解せず、正しく仕上げることができない。
評価項目2敬語や対外的な文章用語を正しく覚え、運用できる。敬語や対外的な文章用語について、正誤の判断ができる。敬語や対外的な文章用語について、正誤の判断ができない。
評価項目3簡潔で、筋道の通った説明文を作成することができる。説明文を作成できる。説明文を作成することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育目標 (A1) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
この学年は、本科で国語を学習する最後の機会である。したがって、実用的に運用できることを優先して講義を行う。その意図を理解して授業に臨み、題材に真摯に取り組むことを求める。
授業の進め方・方法:
授業時に、プリント形式で国語常識問題に取り組むことがある。これは、提出物として扱ったり、定期試験の範囲ともなったりするので、きちんと取り組むこと。
注意点:
1.達成度の評価方法にある、「ポートフォリオ」とは、提出物のことを示している。前期・後期にそれぞれ提出物がある。評価の40%を占める上からも、提出は必須となる。
2.提出物は、締め切日を設定する。講義中に提出に関する諸注意や説明をする。勝手な判断で提出の目的や意図から外れるものを提出することは、評価に大きく関わるので、授業をきちんと聞くこと。
3.提出物・試験ともに、正しい字形で表記する。認められない字形、減点対象となる字形、誤りやすい字体等は、その理由とともに、授業で提示するので気を付けること。
4.自分の筆圧にあった筆記具を用意しておくことが望ましい。水性またはゲルインクのペンを推奨する。
5.時間割の都合上、2時間連続の場合には、授業計画の2週分をまとめて行う。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス               
履歴書の書き方・1
提出物の取り組みに関する説明を聞く。一般的な履歴書の書き方を学び、下書きを提出する。
2週 履歴書の書き方・2 履歴書の種類、エントリーシートの種類と書き方を知る。
3週 履歴書の書き方・3 下書きを返却し、注意事項を再確認しながら、履歴書の清書の準備をする。
4週 敬語の使い方・1 敬語の種類と基本事項を確認する。敬語の練習問題に取り組む。
5週 敬語の使い方・2 待遇表現の練習をする。
6週 敬語の使い方・3 間違えやすい敬語の使い方を確認する。
7週 前期中間試験 問題の指示に従って、正しい解答を作成する。
8週 試験の解答解説 試験問題についで、正しい解答の導き方を確認する。
2ndQ
9週 手紙の書き方・1 手紙の基本構成を学ぶ。手紙特有の用語、その使い方を学び、紙面の使い方を練習する。
10週 手紙の書き方・2 手紙に関する基本的な練習問題に取り組む。
11週 手紙の書き方・3 後付けの書き方の練習をする。指示に従って、具体的な書き方の練習をする。
12週 説明文の書き方・1 扱う題材から、説明文作成の目的を確認する。
題材に関する予備知識を学ぶ。
13週 説明文の書き方・2 題材を解読し、説明文を作成する。
14週 説明文の書き方・3 題材を解読し、説明文を作成する。
15週 前期期末試験 問題の指示に従って、正しい解答を作成する。
16週 試験の解答解説 試験問題について、正しい解答の導き方を確認する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合500010400100
基礎的能力500010400100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000