先端材料特論

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 先端材料特論
科目番号 0091 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 資料を配布          参考書:トゥモローズマテリアル(内田老鶴圃)
担当教員 伊藤 友仁

到達目標

1.資源問題、および金属、樹脂、セラミックスの分類を学び、それらの特性を理解する。
2.先端材料の具体的な実用化例を理解する。
3.材料を通じて知的財産ともの作りの重要性を理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1金属、樹脂、セラミックスの各説明ができる金属、樹脂、セラミックスの概要が理解できる金属、樹脂、セラミックスの概要が理解できない
評価項目2先端材料の実用化例を説明できる先端材料の実用化例を理解できる先端材料の実用化例を理解できない
評価項目3材料とものづくりの関連性を説明できる材料とものづくりの関連性を説明できる材料とものづくりの関連性を説明できない

学科の到達目標項目との関係

教育目標 (B2)海事技術者として必要な基礎知識 説明 閉じる
教育目標 (B3)海事技術者としての専門知識 説明 閉じる

教育方法等

概要:
新素材のうち最近実用化されたものについて、基礎から応用までをmanabu 。
基礎的確認事項として、他で学ぶ工業材料の基礎知識を必要とする。
材料特性を活かした応用例などを学ぶ。
授業の進め方・方法:
1.授業方法は講義を多くし、関連した演習問題や課題の発表や提出を適宜求める。
2.演習等の発表、提出は平常点に加算され、欠席した場合の考慮はしない。
3.予習復習と既習事項の練習は基本的に受講者の責任であるが、授業時間外でも質問を受付ける。
注意点:
・課題提出の期限は必ずまもること。期限遅れは減点することがある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンスと材料基礎 授業の概要と学習方法を説明し、地球の資源、エネルギ問題を学ぶ
2週 工業材料の分類と先端材料概論 地球資源、エネルギと人口問題を発表または小論文を提出し理解する
3週 材料の基礎(1) エネルギー、人口、資源のまとめ、工業材料の3分類を理解する
4週 材料の基礎(2) 材料の分類法や材料特性の概要を知る
5週 中間試験、および知的財産の基礎
中間試験、および知的財産の画用を理解する
6週 軽量材料(1) アルミニウム、マグネシウム合金などの特性を理解する
7週 軽量材料(2) FRPなどの複合材料を理解する
8週 その他先端材料
期末試験
光触媒、超伝導材料などを理解する
試験
2ndQ
9週 試験の解答など 試験解説など
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合6010010200100
基礎的能力60 00100070
専門的能力010000010
分野横断的能力000020020