機関実務

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 機関実務
科目番号 0093 科目区分 専門 / コース必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 商船学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教材・自作プリント
担当教員 山野 武彦

到達目標

航海士としての簡易な作業及び基本的な機器取り扱いの習得。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1手順に従い確実に作業ができる。助言を得ることにより作業ができる。作業が出来ない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
※実務との関係
 この科目は、外航船で機関士及び航海士を経験した教員が、その経験を活かして、将来航海士として必要な基礎的な機関実務の知識及び技術を実習形式で行う授業である。
授業の進め方・方法:
座学及び鳥羽丸の施設を利用して実践的な技量を身に着ける。
講義後に実機等の操作を行う。
注意点:
実習と同様に安全靴、作業着の着用とする。作業中には、安全に十分注意すること。
評価は、「試験(40点)」。「態度(40点)」では、出席及び実習の態度(服装)の合計で評価。「ポートフォリオ(30点)」では、「実習の積極性及び成果、レポート)」の合計で評価。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバス説明・安全教育 災害の原因及び予防の習得。
2週 安全教育 船員労働安全衛生規則内容の理解および船内事故例に対する対策の習得。
3週 保護具・作業工具・計測器具 名称を覚え、使用方法の習得。
4週 船内電気系統 440V及び100V系統及びスイッチの理解
5週 安全管理(船舶火災) 船舶火災特に機関室火災の発生原因を理解し、火災に応じた消火方法を説明できる。
6週 安全管理(海上衝突事故) 事故が起こるインシデントとその対処方法を説明できる。
7週 中間試験
8週 テスト返却
テスト解説
4thQ
9週 電気(船内電灯) 船内使用電灯種類。点検方法
10週 油圧装置 油圧の基本的理論の理解。船内油圧機器の点検方法、作動の理解。
11週 配管説明 使用弁類の説明、記号の習得。
12週 配管調査 鳥羽丸に於いて配管調査実施
13週 船舶検査 定期検査、中間検査内容の理解及びその他の検査内容
14週 船舶証書 必要な船級証書、国際条約証書の理解
15週 期末試験
16週 テスト返却
まとめ
テストの解説
これまでの内容を理解している

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合400030300100
基礎的能力000300030
専門的能力4000030070
分野横断的能力0000000