到達目標
航海士としての簡易な作業及び基本的な機器取り扱いの習得。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 手順に従い確実に作業ができる。 | 助言を得ることにより作業ができる。 | 作業が出来ない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
※実務との関係
この科目は、外航船で機関士及び航海士を経験した教員が、その経験を活かして、将来航海士として必要な基礎的な機関実務の知識及び技術を実習形式で行う授業である。
授業の進め方・方法:
座学及び鳥羽丸の施設を利用して実践的な技量を身に着ける。
講義後に実機等の操作を行う。
注意点:
実習と同様に安全靴、作業着の着用とする。作業中には、安全に十分注意すること。
評価は、「試験(40点)」。「態度(40点)」では、出席及び実習の態度(服装)の合計で評価。「ポートフォリオ(30点)」では、「実習の積極性及び成果、レポート)」の合計で評価。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
シラバス説明・安全教育 |
災害の原因及び予防の習得。
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2週 |
安全教育 |
船員労働安全衛生規則内容の理解および船内事故例に対する対策の習得。
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3週 |
保護具・作業工具・計測器具 |
名称を覚え、使用方法の習得。
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4週 |
船内電気系統 |
440V及び100V系統及びスイッチの理解
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5週 |
安全管理(船舶火災) |
船舶火災特に機関室火災の発生原因を理解し、火災に応じた消火方法を説明できる。
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6週 |
安全管理(海上衝突事故) |
事故が起こるインシデントとその対処方法を説明できる。
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7週 |
中間試験 |
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8週 |
テスト返却
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テスト解説
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4thQ |
9週 |
電気(船内電灯) |
船内使用電灯種類。点検方法
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10週 |
油圧装置 |
油圧の基本的理論の理解。船内油圧機器の点検方法、作動の理解。
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11週 |
配管説明 |
使用弁類の説明、記号の習得。
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12週 |
配管調査 |
鳥羽丸に於いて配管調査実施
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13週 |
船舶検査 |
定期検査、中間検査内容の理解及びその他の検査内容
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14週 |
船舶証書 |
必要な船級証書、国際条約証書の理解
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
テスト返却 まとめ |
テストの解説 これまでの内容を理解している
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 0 | 0 | 30 | 30 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 0 | 30 |
専門的能力 | 40 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 70 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |