海運政策論

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 海運政策論
科目番号 0114 科目区分 専門 / コース必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 商船学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 自作オリエンテーション資料
担当教員 片岡 高志

到達目標

1.海洋立国日本が直面している課題を理解する。
2.日本における外航海運の変遷を理解する。
3.日本における海事・海運政策に関する政府及び民間の取組を説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本の海運業が抱えている課題について説明できる。日本の海運が抱えている課題を列挙できる。日本の海運が抱えている課題を列挙できない。
評価項目2戦後の経済と外航海運の変遷について、その関係も含めて説明できる。戦後の外航海運の変遷を説明できる。戦後の外航海運の変遷を説明できない。
評価項目3海事・海運に対する政府と民間の取組の現状と将来展望について説明できる。海事・海運に対する政府と民間の取組の現状について説明できる。海事・海運に対する政府と民間の取組の現状について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
日本の海運産業について、経済的、社会的、国際的観点から俯瞰し、理解を深める。
授業の進め方・方法:
・講義形式を基本とするが、口頭による研究発表を行うことがある。
・学習の定着を確認するため、レポートを課す。
注意点:
中間試験、期末試験及び課題(ポートフォリオ)等を総合的に判断して評価を行う。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 我が国における海運を取り巻く状況 我が国の海運を取り巻く現状を説明できる。
2週 我が国における海事関連産業 日本における海事関連産業の現状を説明できる。
3週 我が国における船員政策 日本における船員の問題とその対応について説明できる。
4週 戦後日本の外航海運 戦後の日本経済と外航海運の変遷を説明できる。
5週 安定的な国際海上輸送の確保 安定的な国際海上輸送確保に対する政策と海上の安全・保安確保への取組を説明できる。
6週 各種税制 海運政策としての各種税制を説明できる。
7週 中間試験
8週 我が国外航海運の位置づけ 海洋立国日本における外航海運産業の位置づけを説明できる。
4thQ
9週 外航海運の特徴 外航海運の産業としての特徴を説明できる。
10週 内航海運の特徴 内航海運の産業としての特徴を説明できる。
11週 諸外国における海運支援とその考え方1 主要海運国における政策とその動向について説明できる。
12週 諸外国における海運支援とその考え方2 主要海運国における政策とその動向について説明できる。
13週 我が国外航海運の課題 外航海運産業が抱えている課題について説明できる。
14週 我が国外航海運の政策 外航海運産業における政策の方向性について説明できる。
15週 期末試験
16週 試験返却と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力350000035
専門的能力3500030065
分野横断的能力0000000