文学概論

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 文学概論
科目番号 0125 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 商船学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 特に使用しないが、随時『国語便覧』とプリントで対応する。
担当教員 豊田 尚子

到達目標

1.社会人として通用する国語常識を身につける。
2.本科で国語を学習する最終学年である。文化的知見を深め、発想力・発信力を高めるために様々な題材に対して実践的に取り組む。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1語彙語法などの国語常識を身につけ、運用できる。国語常識の必要性を理解し、語彙力が向上する。 国語常識がない。
評価項目2近現代文学について、特徴を挙げ説明できる。近現代文学について説明できる。近現代文学について説明できない。
評価項目3古典文学について、興味・関心をもって読み解くことができる。古典文学について、読み解くことができる。古典文学について、読み解くことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
国語を学習できる最後の機会である。今後の人生をよりよく、味わい深く生きることができる素養となるべく、自分のために授業に臨むこと。
授業の進め方・方法:
①授業で用いる教材は、随時、プリントを準備するが、『国語便覧』も活用しながら授業を進める。
②講義の後半は、担当を決めて発表・質疑を行う。積極的に参加すること。
注意点:
①授業は積極的に取り組むこと。
②文字は丁寧に書くこと。国語の科目であるので、文字に関しては正しい形を求める。
③選択科目である。講義内容、授業の進め方は人数により臨機応変に対応する。少人数であれば相互の質疑の時間も設ける。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
  
授業の取り組み方、諸注意などの説明を受ける。
2週 近現代文学史の概要 近現代文学史を概観し、文学に興味・関心をもつことができる。
3週 反自然主義耽美派 谷崎潤一郎について知る。
4週 反自然主義耽美派 谷崎潤一郎の作品について知る。
5週 反自然主義白樺派
志賀直哉について知ることができる。
6週 反自然主義白樺派
志賀直哉の作品について知る。
7週 後期中間試験 問題の指示に従って、正しい解答を作成する。
8週 試験の解答解説 試験問題についで、正しい解答の導き方を確認する。
4thQ
9週 新現実主義 芥川龍之介について知る。
10週 新現実主義 芥川龍之介の作品について知る。
11週 新現実主義
芥川龍之介の作品について知る。
12週 古典文学① 古典文学の題材に取れ組む。
13週 古典文学② 古典文学の題材に取れ組む。
14週 古典文学③
古典文学の題材に取れ組む。
15週 後期期末試験 問題の指示に従って、正しい解答を作成する。
16週 試験の解答解説 試験問題について、正しい解答の導き方を確認する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000400100
基礎的能力60000400100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000