電力応用工学

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 電力応用工学
科目番号 0144 科目区分 専門 / コース選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 商船学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 窪田 祥朗

到達目標

1.エネルギー変換と電力変換の重要性を理解する。
2.パワーエレクトロニクスが電力応用工学のキーテクノロジーであるを理解する。
3.身近な電化製品での応用例から今後の発展性を論ずることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1パワーエレクトロニクスの回路シミュレーションから、回路特性を求めることができる。パワーエレクトロニクスの回路シミュレーションから、理論波形を算出することができる。パワーエレクトロニクスの回路シミュレーションを行うことができない。
評価項目2パワーエレクトロニクス応用した電力変換例を理解し、第三者に伝えることができる。パワーエレクトロニクスの電力変換への応用方法を理解できる。パワーエレクトロニクスと電力変換について理解できない。
評価項目3身近な電化製品での応用例から今後の発展性を論ずることができる。電力応用として、身近な電化製品での適用例とその特徴を論ずることができる。電力応用例について論ずることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
電気エネルギーの多様性を理解し、どのように応用されているか理解を深める。
パワーエレクトロニクスが、電力応用に欠かせない技術であることを知るとともに、パワーエレクトロニクスが、船舶に限らず産業分野、一般家庭へも応用されていることを理解する。
授業の進め方・方法:
授業方法は、前半は講義中心とし、最後に輪講形式で各個人が選定したテーマについて発表する。
注意点:
予習と既習事項の練習定着は基本的に受講者の責任である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバスによる学修説明 学修内容、方法を理解する
2週 電力応用工学とは 電力応用工学とパワーエレクトロニクスの関係性を知る
3週 順変換 順変換の回路構成、方法を知る
4週 逆変換 逆変換の回路構成、方法を知る
5週 周波数変換 周波数変換の回路構成、方法を知る
6週 直流変換 直流変換の回路構成、方法を知る
7週 エネルギー変換 様々なエネルギーを電気エネルギーに変換する意義を理解する
8週 パワーエレクトロニクスの展望
今後の電気応用として、パワーエレクトロニクスの展望を検討できる
4thQ
9週 各テーマの発表1 発表を聞いて内容を理解するとともに質問できる
10週 各テーマの発表2 発表を聞いて内容を理解するとともに質問できる
11週 各テーマの発表3 発表を聞いて内容を理解するとともに質問できる
12週 各テーマの発表4 発表を聞いて内容を理解するとともに質問できる
13週 各テーマの発表5 発表を聞いて内容を理解するとともに質問できる
14週 各テーマの発表6 発表を聞いて内容を理解するとともに質問できる
15週 各テーマの発表7 発表を聞いて内容を理解するとともに質問できる
16週 まとめ 発表で質問された内容を補足する
総括

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合050001040100
基礎的能力010000010
専門的能力03000101050
分野横断的能力0100003040