環境科学論

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 環境科学論
科目番号 0241 科目区分 専門 / コース選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 商船学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 自作オリエンテーション資料
担当教員 吉田 南穂子

到達目標

1.基本的な海洋の仕組みを理解すること。
2.地球における海洋環境につての問題点を整理できること。
3.科学的視点から海洋の保全・維持について考察すること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1地空における海洋と大気の役割の違いを説明できる海洋の基本的な性質を説明できる海洋の基本構造を説明できない
評価項目2海洋環境が抱える問題点を説明できる地球環境における海洋の影響を説明できる地球環境における海洋の影響を説明できない
評価項目3海洋環境の保全。維持にとって、何が重要か提案できる海洋環境の保全・維持にとって必要なことを説明できる海の保全にとって必要なこと説明できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
基本的な海洋の仕組みを理解し、環境としての海洋に注目し、その保存と維持にとって我々はどのようなことをして行かねばならないかを考分析・提案できる。
授業の進め方・方法:
・ 研究テーマは十分に吟味し、十分な調査・研究時間をかけること。
・ 口頭発表には、提示資料の精査と十分なリハーサルを行って臨むこと。
注意点:
・ 他者の発表は真摯に視聴し、発表に対するディスカッションに積極的に参加すること。
・ レポートは、期限に遅れず提出すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 海洋、波浪 海洋の特徴および波浪の成因・特徴を説明できる
2週 潮汐と潮流 潮汐・潮流の成因および特徴を説明できる
3週 海流 世界の大循環および日本周辺海流の特徴を説明できる
4週 海氷 海氷の特性および氷海航海の注意点を説明できる
5週 海上気象 特徴的な海洋気象について説明できる
6週 異常気象 世界各地、日本各地で起きている異常気象について過去の事例やそれが齎す事象と共に説明できる
7週 気象予測 気象予測を行いやすいとき、行いにくいときについて過去の事例を元に説明できる
8週 地球環境の長期変化傾向 地球上のオゾン層や紫外線、日射や赤外線放射の変化について気象庁のデータを使用して説明できる
4thQ
9週 気象・海象データの利用 海上気象以外の気象について具体的な利用例について説明できる
10週 気候によるのリスク管理 気候による様々な分野のリスク管理について、分野別に簡易な説明ができる
11週 口頭発表 研究発表の内容を理解し、ディスカッションに参加する
12週 口頭発表 研究発表の内容を理解し、ディスカッションに参加する
13週 口頭発表 研究発表の内容を理解し、ディスカッションに参加する
14週 口頭発表 研究発表の内容を理解し、ディスカッションに参加する
15週 総合討論 海洋環境問題について議論できる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合060003010100
基礎的能力020000020
専門的能力0200020040
分野横断的能力02000101040