総合英語

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 2015
授業科目 総合英語
科目番号 0246 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 商船学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 前期:4 後期:4
教科書/教材 All Aboard! Communication English III (東京書籍) / All Aboard! Communication English III WORKBOOK (東京書籍)/ Value 1400(数研出版) / Value 1400 Drill Book (数研出版) / SURFING ENGLISH( 海文堂出版) / Getting Ready fo SPEECH(Language Solutions)
担当教員 橋爪 仙彦

到達目標

*日常生活や身近な話題について、ある程度の正確さでもって理解、表現できる。
Reading  易しい英語で書かれたある程度の量の英文を、図表や周辺情報などを利用しつつ、ポイントをほぼ理解できる。
Listening  英語で伝えられた内容に対して、ある程度理解し、それを受けて基本的な文法や語を用いて何らかの応答ができる。
Writing     基本的な構文や易しい単語を利用しながら、ある程度の量の英文で情報や考えをまとめることができる。
Speaking 言語や運用についての知識をもとに、積極的にコミュニケーションし、情報や考えを伝えることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1解説や図表などを利用した英文の概要を正確に読み取ることができる。英文で書かれた物語の内容を大体把握することできる。英文の短文の意味を捉えることができない。
評価項目2日常的な話題に関して、自分の意見をまとまりのある文章で表現できる。日本語を短い英文でほぼ正しく書くことができる。文法的に間違った英文しか書くことができない。
評価項目3日常的な話題について自分の意見も交えながら英語で説明することができる。日常会話における定型文も交えて、会話を成立させることができる。英語での問いかけに対して不十分な応答しかできない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
1 「総合英語」は「講読」が週に3時間、「英会話」が週に4時間の合計4時間で構成される。
1 「講読」では、検定教科書を使いながら、基本的な英文からパラグラフレベルでの読解まで行う。
2 「英会話」では、クラスを2つのグループに分け、それぞれ日本人の教員とネイティブスピーカーの教員で担当する。また、その担当は半期で入れ替わる。
3 「講読」では適宜国家試験の過去問題などを利用しながら、長文読解に関する対策演習を行う。
授業の進め方・方法:
1 「講読」では、平易な長文読解から応用問題まで総合的に扱う。そのため、学生の積極的な参加を評価対象として、発表させながら授業展開する。
2 語い力を高めるために、定期的に英単語の小テストを導入する。
3 さらには、商船学科であることを考慮し、国家試験対策演習を必要に応じて導入し、読解活動の充実をはかる。
4 「英会話」では、少人数のグループにより発言の機会を増やしながら、積極的な授業参加を推奨する。
注意点:
1 予習・復習は、基本的に受講者の責任とする。
2 授業には、テキスト、ノート、辞書を必ず持参すること。
3 「英会話」については移動するグループがあり、速やかに移動しなければならない。
4 総合英語の評価については、「講読」75%、「英会話」25%とする。
5 「講読」の評価割合は、試験45%、発表10%、態度5%、ポートフォリオ15%とする。
6 「英会話」の評価割合は、発表5%、態度5%、ポートフォリオ15%とする。
7 ポートフォリオには、確認テスト、レポート、ノート提出などを含む。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Orientation (総合英語)
Orientation (英会話)
授業の進め方を理解し、受講する姿勢を確立する。
英会話についてはグループ分けを行い、担当教員の指示に従う。
2週 Lesson 1 Bring Me Good luck!(All Aboard)
Unit 1 Self-Introduction(Getting ready for SPEECH)
招き猫についての紹介を読み取ることができる。
自己紹介のサンプルを聞いて、実際に言うことができる。
3週 Lesson 1 Bring Me Good luck!(All Aboard)
Unit 1 Self-Introduction(Getting ready for SPEECH)
招き猫の由来を理解できる。
自己紹介のバリエーションを知り、使用する語いを増やす。
4週 Lesson 1 Bring Me Good luck!(All Aboard)
Unit 1 Self-Introduction(Getting ready for SPEECH)
過去完了形の用法について理解し、活用できる。
手ぶりなどを交えて発表できる。
5週 Lesson 2 You Are What You Eat(All Aboard)
Unit 2 Intoroducing Someone(Getting Ready for SPEECH)
食について関心を持ちながら読み取ることができる。
自己紹介の英語を発展させることができる。
6週 Lesson 2 You Are What You Eat(All Aboard)
Unit 2 Intoroducing Someone(Getting Ready for SPEECH)
自分の食生活について相手に正確に伝えることができる。
他人を紹介するためのサンプルを聞いて、実際に紹介してみる。
7週 Lesson 2 You Are What You Eat(All Aboard)
Unit 2 Intoroducing Someone(Getting Ready for SPEECH)
未来進行形の用法について理解し、活用できる。
他人を紹介するバリエーションを知り、使用する語いを増やす。
8週 中間試験
2ndQ
9週 試験返却・解答
10週 Lesson 3 The Power of Musiuc(All Aboard)
Unit 3 Demonstration(Getting ready for SPEECH)
歌の時代背景に関心を持ち、積極的に読み進めることができる。
デモンストレーションのサンプルを聞いて、実際に言うことができる。
11週 Lesson 3 The Power of Musiuc(All Aboard)
Unit 3 Demonstration(Getting ready for SPEECH)
音楽の持つ力について概要や要点を的確にとらえることができる。
デモンストレーションのバリエーションを知り、使用する語いを増やす。
12週 Lesson 3 The Power of Musiuc(All Aboard)
Unit 3 Demonstration(Getting ready for SPEECH)
仮定法過去の用法を理解し、活用できる。
学習した語いを活用して、スピーチを発展させることができる。
13週 Lesson 4 The Natural Treasure of Ogasawara(All Aboard)
Unit 4 Layout Speech(Getting Ready for SPEECH)
小笠原諸島について読み、その直面する問題について考えることができる。
レイアウトのサンプルを聞いて、実際に発表してみる。
14週 Lesson 4 The Natural Treasure of Ogasawara(All Aboard)
Unit 4 Layout Speech(Getting Ready for SPEECH)
否定表現を理解し、活用できる。
手ぶりを交えながら、具体的な発表ができる。
15週 期末試験
16週 試験返却・解答
後期
3rdQ
1週 Lesson 5 A Door to the Past(All Aboard)
Unit 5 Book and Movie Reviews(Getting Ready for SPEECH)
ロゼッタストーンについて関心を持ち、積極的に聞いたり読んだりできる。
本や映画についての英語のサンプルを聞きとることができる。
2週 Lesson 5 A Door to the Past(All Aboard)
Unit 5 Book and Movie Reviews(Getting Ready for SPEECH)
ロゼッタストーンついての事実を正確に読み取ることができる。
本や映画の感想を言うための語いを増やす。
3週 Lesson 5 A Door to the Past(All Aboard)
Unit 5 Book and Movie Reviews(Getting Ready for SPEECH)
無生物主語の用法を理解し、活用できる。
スピーチをスムーズにするパターンを使うことができる。
4週 Lesson 6 A Vision for Green Energy(All Aboard)
Unit 5 Book and Movie Reviews(Getting Ready for SPEECH)
エネルギー資源の効果的活用について関心を持ちながら読むことができる。
学習した語いやパターンを使ってスピーチを発展させることができる。
5週 Lesson 6 A Vision for Green Energy(All Aboard)
Unit 6 Show and Tell(Getting Ready for SPEECH)
グラフやチャートなどの図表の役割を理解し、情報を読み取ることができる。
写真を見て説明するサンプルを聞き取ることができる。
6週 Lesson 6 A Vision for Green Energy(All Aboard)
Unit 6 Show and Tell(Getting Ready for SPEECH)
比較表現の用法について理解し、活用できる。
写真などを説明するための語いを増やす。
7週 Lesson 7 The Story of Ruby Bridges(All Aboard)
Unit 6 Show and Tell(Getting Ready for SPEECH)
アメリカの公民権運動とその時代背景に関心を持ち、積極的に聞いたり読んだりすることができる。
スムーズに説明できるパターンを知り、使うことができる。
8週 中間試験
4thQ
9週 試験返却・解答
10週 Lesson 7 The Story of Buby Bridges(All Aboard)
Unit 6 Show and Tell(Getting Ready for SPEECH)
写真や図表に示されている内容を正確に表現できる。学習した語いやパターンを使って、実際に写真などを説明することができる。
11週 Lesson 7 The Story of Ruby Bridges (All Aboard)
Unit 7 Presenting & Accepting Awards (Getting Ready for SPEECH)
過去分詞を使った分詞構文の用法を理解し、活用できる。
発表に関する英語を聞き取ることができる。
12週 Reading 1 The Wizard of Oz(All Aboard)
Unit 7 Presenting & Accepting Awards (Getting Ready for SPEECH)
未知語があっても意味を推測したりしながら積極的に読み進めることができる。
発表するためのバリエーションを知り、使うことができる。
13週 Reading 1 The Wizard of Oz(All Aboard)
Unit 7 Presenting & Accepting Awards (Getting Ready for SPEECH)
場面や登場人物の心情を理解しながら声に出して読むことができる。
より長いスピーチに慣れ親しむことができる。
14週 Reading 1 The Wizard of Oz(All Aboard)
Unit 7 Presenting & Accepting Awards (Getting Ready for SPEECH)
目的に応じた読み方をすることを理解し、実際に読むことができる。
自分のスピーチを発展させ、より長く話すことができる。
15週 期末試験
16週 試験返却・解答

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識英語のつづりと音との関係を理解できる。3
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。3
英語の発音記号を見て、発音できる。3
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。2
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。2
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。3
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。2
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。2
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。2
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。3
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。2
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。1
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。1
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。2
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。1

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合4515010300100
基礎的能力4515010300100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000