応用先端材料

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 応用先端材料
科目番号 0247 科目区分 専門 / コース選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 商船学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 資料を配布          参考書:トゥモローズマテリアル(内田老鶴圃)
担当教員 伊藤 友仁,広瀬 正尚

到達目標

1.資源問題、および金属、樹脂、セラミックスの分類を学び、それらの特性を理解する。
2.先端材料の具体的な実用化例や知的財産を理解する。
3.実習を通じてもの作りの重要性を理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1金属、樹脂、セラミックスの各説明ができる金属、樹脂、セラミックスの概要が理解できる金属、樹脂、セラミックスの概要が理解できない
評価項目2先端材料の実用化例を説明できる先端材料の実用化例を理解できる先端材料の実用化例を理解できない
評価項目3材料とものづくりの実施例を説明できる材料とものづくりの実施例を理解できる材料とものづくりの実施例を説明できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
資源問題や新素材について、基礎から応用までを学ぶ。
基礎的確認事項として、他で学ぶ工業材料の基礎知識を必要とする。
材料特性を活かした応用例などを実習等で学ぶ。
授業の進め方・方法:
1.授業方法は講義と実習から成り、関連した演習問題や課題の発表や提出を適宜求める。
2.演習等の発表、提出は平常点に加算され、欠席した場合の考慮はしない。
3.予習復習と既習事項の練習は基本的に受講者の責任であるが、授業時間外でも質問を受付ける。
注意点:
・課題提出の期限は必ずまもること。期限遅れは減点することがある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンスと材料基礎 授業の概要と学習方法を説明し、地球の資源、エネルギ問題を学ぶ
2週 工業材料の分類と先端材料概論 地球資源、エネルギと人口問題を発表または小論文を提出し理解する
3週 軽量材料(1) アルミニウム、マグネシウム合金などの特性を理解する
4週 軽量材料(2) FRPなどの複合材料を理解する
5週 その他先端材料
光触媒、超伝導材料などを理解する
6週 知的財産について 知的財産の意義と戦略的利用法について理解する
7週 中間試験 中間試験
8週 構造材料の応用(1)
樹脂材料を用いて試験片を試作する(1)
4thQ
9週 構造材料の応用(2) 樹脂材料を用いて試験片を試作する(1)
10週 構造材料の応用(3) 樹脂材料を用いて試験片を試作する(1)
11週 機能材料の応用(1) 複合材料などの新素材で機能部材を試作する(1)
12週 機能材料の応用(2) 複合材料などの新素材で機能部材を試作する(2)
13週 機能材料の応用(3) 複合材料などの新素材で機能部材を試作する(3)
14週 先端材料のまとめ 先端材料の概略が説明できる
15週 期末試験 期末試験
16週 試験返しと全般の復習 試験返しと復習

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合6010010200100
基礎的能力60 00100070
専門的能力010000010
分野横断的能力000020020