総合英語

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 総合英語
科目番号 0387 科目区分 一般 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 商船学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 The TOEIC Test CIRCUIT(松柏社)、『1・2級海技士 はじめての英語指南書 』(海文堂)
担当教員 鏡 ますみ

到達目標

1 自分の専門分野に関する文章や取り扱い説明書を辞書を使いながら読めば、その概要や必要な情報を大体理解できる。
2 自分の専門分野に関する内容について、はっきりとした発音で説明されれば、その概要や実験・作業の手順を大体理解できる。
3 自分の専門分野に関する英文アブストラクトや、プレゼン用の英文資料をどうにか自分で書けるようになる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 自分の専門分野に関する文章や取り扱い説明書を辞書を使いながら読めば、その概要や必要な情報を十分理解できる。 自分の専門分野に関する文章や取扱い説明書を辞書を使いながら読めば、その概要や必要な情報を大体理解できる。 自分の専門分野に関する文章や取扱い説明書を辞書を使っても読み進めることができない。
評価項目2自分の専門分野に関する内容について、はっきりとした発音で説明されれば、その概要や実験・作業の手順を正しく理解することができる。 自分の専門分野に関する内容について、はっきりとした発音で説明されれば、その概要や実験・作業の手順を大体理解できる。 自分の専門分野に関する内容について、はっきりとした発音で説明されても、その概要や実験・作業の手順を理解することができない。
評価項目3自分の専門分野に関する英文アブストラクトや、プレゼン用の英文資料を自分で書けるようになる。 自分の専門分野に関する英文アブストラクトや、プレゼン用の英文資料をどうにか自分で書くことができる。 自分の専門分野に関する英文アブストラクトや、プレゼン用の英文資料を自分で書けない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
前期では国家試験対策問題を取りあげつつ、TOEICスコアアップのための授業を行う。後期にはTOEICだけを扱い、練習問題をできる限りたくさん解く。国家試験については個々に対応する。
授業の進め方・方法:
国家試験対策問題については『指南書』とプリントを併用する。
TOEICについてはテキストを使用しながら進める。後期にはTOEIC問題のプリントも使用しながら授業を進める。
注意点:
TOEIC IPを前期に全員受験する。受験料は個人負担で、成績評価に加える。後期には希望者対象で実施する。
英語の伸びを確認するために、TOEICの公開試験、英検準2級~、工業英検3級~を受験することを推奨する。
評価割合の「その他」は出席点を意味し、 欠席はマイナス1点、遅刻はマイナス0.5点として減点する。
プリント保存用クリアブック、テキスト2種、英和辞典を毎回持参すること。
シラバスでは国家試験対策は①、TOEICは②で表記する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
国家試験対策
1年間の授業計画、到達目標等について理解し、自分の学習計画を立てることができる。
①「1・2級海技士 はじめての英語指南書 」を利用しながら、自学自習できる。
2週 国家試験対策
①『1・2級海技士 はじめての英語指南書』を利用しながら、自学自習できる。
3週 国家試験対策
TOEIC Unit1 旅行①
①『1・2級海技士 はじめての英語指南書』を利用しながら、自学自習できる。
②毎回出題される旅行に関する場面に使用される単語や表現を学習し、問題パターンに慣れる。
4週 国家試験対策
TOEIC Unit1 旅行①
①『1・2級海技士 はじめての英語指南書』を利用しながら、自学自習できる。
②毎回出題される旅行に関する場面に使用される単語や表現を学習し、問題パターンに慣れる。
5週 国家試験対策
TOEIC Unit2 オフィス①
①『1・2級海技士 はじめての英語指南書 」を利用しながら、自学自習できる。
②必ず出題されるオフィスに関する場面に使用される単語や表現を学習し、定型パターンを理解することができる。
6週 国家試験対策
TOEIC Unit3 レストラン
①『1・2級海技士 はじめての英語指南書』を利用しながら、自学自習できる。
②時折出題されるレストランに関する場面に使用される英語表現のパターンを押さえておくことができる。
7週 国家試験対策
TOEIC
①『1・2級海技士 はじめての英語指南書』を利用しながら、自学自習できる。
②Unit1~3の復習ができる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 中間試験返却と解説
TOEIC Unit4 季節・天気
誤答を訂正できる。
②必ず出題される季節や天気に関する場面に使用される単語や表現を学習し、アナウンスメント形式の問題に慣れる。
10週 国家試験対策
TOEIC Unit4 季節・天気
①『1・2級海技士 はじめての英語指南書 』を利用しながら、自学自習できる。
②必ず出題される季節や天気に関する場面に使用される単語や表現を学習し、アナウンスメント形式の問題に慣れる。
11週 国家試験対策
TOEIC Unit5 健康
①『1・2級海技士 はじめての英語指南書』を利用しながら、自学自習できる。
②ほぼ毎回出題される医療機関とのコミュニケーションや健康に関する場面に使用される表現や問題パターン等に慣れる。
12週 国家試験対策
TOEIC いろんな英語の発音に慣れよう①
①『1・2級海技士 はじめての英語指南書』を利用しながら、自学自習できる。
②TOEICではアメリカ英語ばかりでなく、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドで話されている英語を発音するスピーカーで構成されているため、いろいろな発音に慣れ、違いが分かるようになる。
13週 国家試験対策
TOEIC Unit6 旅行②
①『1・2級海技士 はじめての英語指南書』を利用しながら、自学自習できる。
②毎回出題される旅行に関する場面に使用される単語や表現を学習し、問題パターンに慣れる。
14週 国家試験対策
TOEIC
①『1・2級海技士 はじめての英語指南書 』を利用しながら、自学自習できる。
②Unit4~6の復習ができる。
15週 期末試験
16週 期末試験返却と解説 誤答を訂正できる。
後期
3rdQ
1週 TOEIC Unit7 休暇 ②毎回出題される休暇に関連する場面に使用される単語や表現を学習し、準備できる。
2週 TOEIC Unit8 オフィス②
②必ず出題されるオフィスに関する場面に使用される単語や表現の定型パターンを学習できる。
3週 TOEIC Unit9 ショッピング ②よく出題されるショッピングに関する場面に使用される英語表現をしっかりと学ぶことができる。
4週 TOEIC Unit10 就職活動 ②頻出問題である就職活動に関する求人広告、推薦状などで使われる決まり文句を学習することができる。
5週 いろんな英語の発音に慣れよう② ②TOEICではアメリカ英語ばかりでなく、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドで話されている英語を発音するスピーカーで構成されているため、いろいろな発音に慣れ、違いが分かるようになる。
6週 TOEIC Unit11 娯楽 ②よく出題される娯楽に関する場面の問題パターンに慣れる。
7週 TOEIC ②Unit7~11の復習ができる。
8週 中間試験
4thQ
9週 中間試験返却と解説
TOEIC Unit 12 旅行③
②毎回出題される旅行に関する場面に使用される単語や表現を学習し、問題パターンに慣れる。
10週 TOEIC Unit 12 旅行③ ②毎回出題される旅行に関する場面に使用される単語や表現を学習し、問題パターンに慣れる。
11週 TOEIC Unit 13 オフィス③ ②必ず出題されるオフィスに関する場面に使用される単語や表現の定型パターンを学習できる。
12週 TOEIC Unit 14 会議 ②よく出題される会議に関する場面に使用される単語や表現を学習し、問題パターンに慣れる。
13週 TOEIC Unit 15 スポーツ ②時折出題されるスポーツに関する場面に使用される単語や表現を学習し、問題パターン二慣れる。
14週 TOEICミニテスト ②1年間の総復習としてTOEICのミニテストを解答し、現在の英語力を確認できる。
15週 期末試験
16週 期末試験返却と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識英語のつづりと音との関係を理解できる。3
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。3
英語の発音記号を見て、発音できる。3
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。3
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。3
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。3
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。3
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。3
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。3
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。3
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。3
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60005305100
基礎的能力60005305100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000