到達目標
1.船舶職員として、消火救命設備の説明ができ、発生時に適切な措置方法が判別できること
2.船舶職員として必要な労働衛生法規について学び、関係する法規及びその内容について概要を説明することができること
3.航海や機関に関することを学び、船舶の運航に必要な対処及び判別をすることができること
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 非常事態が発生した場合、適切な措置方法が説明できる | 消火・救命設備の説明ができる | 消火・救命設備の説明ができない |
評価項目2 | 船舶職員として必要な労働衛生法規について十分に説明することができる | 船舶職員として必要な労働衛生法規について説明することができる | 船舶職員として必要な労働衛生法規について説明することができない |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
船舶に乗り組む職員として、消火救命設備等について学ぶ。また、労働衛生法規について概要を学ぶ。
授業の進め方・方法:
初めて聞く言葉が多くあるが、よく復習を行うこと。
授業後半は、意見や考え、感想をまとめてレポート提出することがある。
注意点:
専門用語が多くなるので、必ず復習を行うこと。
レポートの出題があれば、必ず提出すること。演習時は意欲的な態度で取り組むこと。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
海上における遭難信号への対応、視覚信号による情報の送信と受信、生存技術の原則 |
国際航空海上捜索救助マニュアル、国際信号書を使用することができること。また操練の重要性を説明できること
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2週 |
救命設備及び艤装品並びにそれらの取り扱い |
船舶に積載されている救命設備の種類を説明できること
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3週 |
救出について |
救命いかだの集結並びに海上の存在者の救助のための救助艇及び救助艇の使用や食料及び水の分配を説明できること
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4週 |
生存のための医療知識について |
応急医療、体温低下の影響及び防止方法、防護のための衣服(イマーション・スーツ)の役割を説明できること
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5週 |
火災の性質、消火剤、消火設備について |
火災の性質を推測できること 消火剤について説明できること 消火設備について、概要及び使用方法が説明できること
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6週 |
火災探知装置及び火災警報装置、防護用具、測定器等について |
火災探知装置の概要、火災警報装置の概要が説明できること
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7週 |
防火組織及び操練、消火作業について |
船内の防火組織、操練を説明できること 船内消火作業の注意事項を推測できること
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8週 |
船体放棄の操練の計画について |
衝突、火災、沈没等発生する可能性のある非常事態を推測できること
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4thQ |
9週 |
労働衛生法規(1) |
船員の労働衛生に関する法規について概要を説明することができること
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10週 |
労働衛生法規(2) |
船員に必要な船員法関係法規及び検疫関係法規ついて概要を説明することができること
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11週 |
機関に関すること(1) |
船舶に使用している燃料油について説明できること
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12週 |
機関に関すること(2) |
海上における流出油について、対処法を推測できること
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13週 |
航海に関すること(1) |
船のメタセンタ高さを計算することができること
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14週 |
航海に関すること(2) |
船の安定・不安定の判別ができること
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15週 |
期末試験の解説 |
期末試験の解説
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 10 | 20 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 0 | 0 | 10 | 20 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |