キャリアデザイン2

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 キャリアデザイン2
科目番号 1156 科目区分 専門 / 必修
授業形態 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 就職ガイド(本校 商船学科編)   船しごと、海しごと(商船高専キャリア教育研究会偏)海文堂 ほか適宜資料配布
担当教員 片岡 高志,窪田 祥朗

到達目標

1.将来の進路の方針を述べることができる。
2.船員などの海運関係の仕事を具体的に理解できる。
3.就職活動ができるレベルになるようになる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1卒業後の進路希望を述べることができる。卒業後の進路希望をほぼ述べることができる。卒業後の進路希望を述べることができない。
評価項目2海運関係の職業を理解している。海運関係の職業をほぼ理解している。海運関係の職業を全く理解していない。
評価項目3就職活動ができる。就職活動がほぼできる。就職活動ができるレベルでない。

学科の到達目標項目との関係

教育目標 (A1) 説明 閉じる
教育目標 (A2) 説明 閉じる
教育目標 (B2) 説明 閉じる
教育目標 (B5) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
関係資料や映像などを使用し、海運分野の仕事や就職活動について学習する。1年後、就職活動ができるように広範囲を学ぶ。企業の会社説明会を受けインターンシップと就職活動を身近に感じる。質問は適宜できる。
授業の進め方・方法:
担当はN・Eの各主任を含む4名で分担する。
講義、課題、DVD、説明会などの多種の方法で行われる。
会社の説明会等を計画しているため、シラバスの記載事項や時間変更が発生する。
注意点:
合格・不合格のみで評価し、評点はつけない。
合格・不合格は出席、課題の提出(期限内に提出しているか、課題の内容)を評価対象とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業の概要
今後の目標設定(1)
授業の位置付けと進め方の説明
5年次の就職活動までのスケジュールが説明できる。
2週 今後の目標設定(2) 5年次の就職活動までの個々のスケジュールが具体的に説明できる。
3週 今後の目標設定(3) 5年次の就職活動までの個々のスケジュールが具体的に記述できる。
4週 就職活動について(1) 就職活動のDVDを見て、意見を述べ実践することができる。(1)
5週 就職活動について(2) 就職活動のDVDを見て、意見を述べ実践することができる。(2)
6週 就職活動について(3) 就職活動のDVDを見て、意見を述べ実践することができる。(3)
7週 就職活動について(4) 就職活動のDVDを見て、意見を述べ実践することができる。(4)
8週 就職活動について(5) 就職活動のDVDを見て、意見を述べ実践することができる。(5)
2ndQ
9週 会社説明会(1) インターンシップや採用試験の説明を受け理解することができる。(1)
10週 会社説明会(2) インターンシップや採用試験の説明を受け理解することができる。(2)
11週 会社説明会(3) インターンシップや採用試験の説明を受け理解することができる。(3)
12週 会社説明会(4) インターンシップや採用試験の説明を受け理解することができる。(4)
13週 就職ガイドの学習(1) 就職ガイドに沿って具体的な就職活動ができる。(1)
14週 就職ガイドの学習(1) 就職ガイドに沿って具体的な就職活動ができる。(2)
15週 就職ガイドの学習(1) 就職ガイドに沿って具体的な就職活動ができる。(3)
16週 まとめ まとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学整式の加減乗除の計算や、式の展開ができる。3前16
自然科学ライフサイエンス/アースサイエンスライフサイエンス/アースサイエンス地球温暖化の問題点、原因と対策について説明できる。2前16
人文・社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。3前16
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。3前16
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。3前16
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。3前16
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。3前16
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。3前16
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。3前16
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。3前16
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。3前16
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。3前16
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。3前16
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。3前16
社会地理歴史的分野世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。2前16
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。2前16
近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。2前16
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。2前16
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。2前16
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。2前16
公民的分野人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。2前16
自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。2前16
現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。2前16
工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史説明責任、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できる。2前16
現代社会の具体的な諸問題を題材に、自ら専門とする工学分野に関連させ、技術者倫理観に基づいて、取るべきふさわしい行動を説明できる。2前16
技術者倫理が必要とされる社会的背景や重要性を認識している。2前16
社会における技術者の役割と責任を説明できる。2前16
情報技術の進展が社会に及ぼす影響、個人情報保護法、著作権などの法律について説明できる。2前16
高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを説明できる。2前16
環境問題の現状についての基本的な事項について把握し、科学技術が地球環境や社会に及ぼす影響を説明できる。2前16
環境問題を考慮して、技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。2前16
国際社会における技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。2前16
過疎化、少子化など地方が抱える問題について認識し、地域社会に貢献するために科学技術が果たせる役割について説明できる。2前16
知的財産の社会的意義や重要性の観点から、知的財産に関する基本的な事項を説明できる。2前16
知的財産の獲得などで必要な新規アイデアを生み出す技法などについて説明できる。2前16
技術者の社会的責任、社会規範や法令を守ること、企業内の法令順守(コンプライアンス)の重要性について説明できる。2前16
技術者を目指す者として、諸外国の文化・慣習などを尊重し、それぞれの国や地域に適用される関係法令を守ることの重要性を把握している。2前16
全ての人々が将来にわたって安心して暮らせる持続可能な開発を実現するために、自らの専門分野から配慮すべきことが何かを説明できる。2前16
技術者を目指す者として、平和の構築、異文化理解の推進、自然資源の維持、災害の防止などの課題に力を合わせて取り組んでいくことの重要性を認識している。2前16
科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。2前16
科学者や技術者が、様々な困難を克服しながら技術の発展に寄与した姿を通し、技術者の使命・重要性について説明できる。2前16
情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3前16
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。3前16
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。3前16
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している3前16
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。3前16
グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。3前16
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。3前16
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。3前16
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3前16
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3前16
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3前16
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3前16
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3前16
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3前16
他者の意見を聞き合意形成することができる。3前16
合意形成のために会話を成立させることができる。3前16
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3前16
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3前16
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3前16
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3前16
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3前16
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3前16
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3前16
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3前16
複数の情報を整理・構造化できる。3前16
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3前16
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。3前16
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3前16
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3前16
事実をもとに論理や考察を展開できる。3前16
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3前16
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3前16
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3前16
目標の実現に向けて計画ができる。3前16
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3前16
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3前16
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3前16
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3前16
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3前16
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3前16
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3前16
法令やルールを遵守した行動をとれる。3前16
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3前16
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。3前16
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。3前16
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。3前16
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。3前16
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。3前16
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。2前16
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。3前16
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。3前16
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。3前16
企業には社会的責任があることを認識している。3前16
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。3前16
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。3前16
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。3前16
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。3前16
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。3前16
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。3前16
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3前16
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3前16
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3前16

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ授業参加合計
総合評価割合00000100100
基礎的能力00000100100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000