概要:
三級海技士(航海)第一種養成施設
航海に関する科目の2.0単位分を学ぶ。
授業の進め方・方法:
1.授業は講義および演習形式で行うので、講義中は集中して聴講し、演習時は課題を出して回答の提出を求めます。
2.適宜レポートを課すので、期限に遅れずに提出すること。
3.既習事項は理解しているものとして講義を行うので、履修した科目も含め受講前に復習を行っておくこと。
4.電卓、天測計算法は毎時間持参すること。
注意点:
1.予習復習を実施しなければ十分に理解しがたいため、既習事項の練習定着を受講者の責任で確かりと行うこと。
2.演習問題は必ず自分で解き、わからないところを明確にすること。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | 整式の加減乗除の計算や、式の展開ができる。 | 3 | |
因数定理等を利用して、4次までの簡単な整式の因数分解ができる。 | 3 | |
分数式の加減乗除の計算ができる。 | 3 | |
実数・絶対値の意味を理解し、絶対値の簡単な計算ができる。 | 3 | |
平方根の基本的な計算ができる(分母の有理化も含む)。 | 3 | |
解の公式等を利用して、2次方程式を解くことができる。 | 3 | |
因数定理等を利用して、基本的な高次方程式を解くことができる。 | 3 | |
簡単な連立方程式を解くことができる。 | 3 | |
無理方程式・分数方程式を解くことができる。 | 3 | |
角を弧度法で表現することができる。 | 3 | |
三角関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。 | 3 | |
加法定理および加法定理から導出される公式等を使うことができる。 | 3 | |
三角関数を含む簡単な方程式を解くことができる。 | 3 | |
三角比を理解し、簡単な場合について、三角比を求めることができる。 | 3 | |
一般角の三角関数の値を求めることができる。 | 3 | |
自然科学 | ライフサイエンス/アースサイエンス | ライフサイエンス/アースサイエンス | 太陽系を構成する惑星の中に地球があり、月は地球の衛星であることを説明できる。 | 3 | |
地球は大気と水で覆われた惑星であることを説明できる。 | 3 | |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 商船系分野(航海) | 天文航法 | 天球図に表記されている用語を説明できる。 | 2 | 前1 |
水平面図及び赤道面図、子午線面図の違いを説明できる。 | 2 | 前1,前2 |
地方視時とグリニッジ視時、地方平時と世界時を相互に変換できる。 | 3 | 前2 |
クロノメーター示時より世界時を求めることができる。 | 3 | 前11 |
任意の地点における時刻改正量を計算で求めることができる。 | 3 | 前11 |
天測歴で任意の時間のdとEの値を求めることができる。 | 3 | 前11 |
視時と平時を相互に換算することができる。 | 3 | 前6 |
天体の時角を求めることができる。 | 3 | 前11 |
任意の地における常用日出没時及び常用月出没を求めることができる。 | 3 | 前4 |
天測に最適な薄明時間を求めることができる。 | 3 | 前4 |
出没方位角法、時辰方位角法、北極星方位角法の特徴を説明できる。 | 2 | 前5 |
天体によって適切な計算方法を選択でき、ジャイロ誤差を計算できる。 | 3 | 前5 |
天体の計算高度を求め、修正差及び方位角を計算できる。 | 3 | 前11 |
位置決定図により船位を求めることができる。 | 3 | 前12 |