1. 熱と仕事の関係が説明できる
2. 2次方程式に関する応用問題を解くことができる
3. 指数関数や三角関数を用いて応用問題を解くことができる
概要:
熱と仕事に関する学習をする.
数学の応用として 2次方程式や指数関数,三角関数に関する問題に取り組む.
授業の進め方・方法:
熱と仕事に関しては講義形式で行うが,適宜実験も行う.
数学は,応用例の解説後に演習を行う.
試験前に,まとめの演習を行う.
注意点:
熱に関しては予習を,数学に関しては復習を中心に自習に取り組むこと.
教科書1は,「物理」の教科書を使用する.
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | 整式の加減乗除の計算や、式の展開ができる。 | 3 | 前10 |
因数定理等を利用して、4次までの簡単な整式の因数分解ができる。 | 3 | 前10 |
分数式の加減乗除の計算ができる。 | 3 | 前10 |
実数・絶対値の意味を理解し、絶対値の簡単な計算ができる。 | 3 | 前10 |
平方根の基本的な計算ができる(分母の有理化も含む)。 | 3 | 前10 |
複素数の相等を理解し、その加減乗除の計算ができる。 | 3 | 前11 |
解の公式等を利用して、2次方程式を解くことができる。 | 3 | 前13 |
因数定理等を利用して、基本的な高次方程式を解くことができる。 | 3 | 前12 |
簡単な連立方程式を解くことができる。 | 3 | 前12,後2 |
無理方程式・分数方程式を解くことができる。 | 3 | 前12 |
1次不等式や2次不等式を解くことができる。 | 3 | 前12 |
1元連立1次不等式を解くことができる。 | 3 | 前12 |
基本的な2次不等式を解くことができる。 | 3 | 前13 |
恒等式と方程式の違いを区別できる。 | 3 | 前13 |
2次関数の性質を理解し、グラフをかくことができ、最大値・最小値を求めることができる。 | 3 | 前13 |
分数関数や無理関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。 | 3 | |
簡単な場合について、関数の逆関数を求め、そのグラフをかくことができる。 | 3 | |
無理関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。 | 3 | 前10 |
関数のグラフと座標軸との共有点を求めることができる。 | 3 | |
累乗根の意味を理解し、指数法則を拡張し、計算に利用することができる。 | 3 | 後10 |
指数関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。 | 3 | 後10 |
指数関数を含む簡単な方程式を解くことができる。 | 3 | 後10 |
対数の意味を理解し、対数を利用した計算ができる。 | 3 | 後11 |
対数関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。 | 3 | 後11 |
対数関数を含む簡単な方程式を解くことができる。 | 3 | 後11 |
三角比を理解し、三角関数表を用いて三角比を求めることができる。一般角の三角関数の値を求めることができる。 | 3 | 後12 |
角を弧度法で表現することができる。 | 3 | 後12 |
三角関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。 | 3 | 後12 |
加法定理および加法定理から導出される公式等を使うことができる。 | 3 | 後13 |
三角関数を含む簡単な方程式を解くことができる。 | 3 | 後13 |
自然科学 | 物理 | 力学 | 速度と加速度の概念を説明できる。 | 2 | |
直線および平面運動において、2物体の相対速度、合成速度を求めることができる。 | 2 | |
等加速度直線運動の公式を用いて、物体の座標、時間、速度に関する計算ができる。 | 2 | |
平面内を移動する質点の運動を位置ベクトルの変化として扱うことができる。 | 2 | |
自由落下、及び鉛直投射した物体の座標、速度、時間に関する計算ができる。 | 2 | |
鉛直投射した物体の座標、速度、時間に関する計算ができる。 | 2 | |
水平投射、及び斜方投射した物体の座標、速度、時間に関する計算ができる。 | 2 | |
熱 | 原子や分子の熱運動と絶対温度との関連について説明できる。 | 2 | 前1 |
時間の推移とともに、熱の移動によって熱平衡状態に達することを説明できる。 | 2 | 前2 |
物体の熱容量と比熱を用いた計算ができる。 | 2 | 前2 |
熱量の保存則を表す式を立て、熱容量や比熱を求めることができる。 | 2 | 前3 |
動摩擦力がする仕事は、一般に熱となることを説明できる。 | 2 | 後1 |
ボイル・シャルルの法則や理想気体の状態方程式を用いて、気体の圧力、温度、体積に関する計算ができる。 | 2 | 後1,後2 |
気体の内部エネルギーについて説明できる。 | 2 | 後5 |
熱力学第一法則と定積変化・定圧変化・等温変化・断熱変化について説明できる。 | 2 | 後6 |
エネルギーには多くの形態があり互いに変換できることを具体例を挙げて説明できる。 | 2 | |
不可逆変化について理解し、具体例を挙げることができる。 | 2 | |
熱機関の熱効率に関する計算ができる。 | 2 | |
物理実験 | 物理実験 | 熱に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。 | 2 | 後7 |