到達目標
1. 物体をCAD (2D, 3D)により表せる
2. Gコードを用いた切削プログラムが作成できる
3. NC工作機械について説明ができる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
到達目標1 | 複雑な物体をCADにより表せる | 単純な物体をCADにより表せる | 左記ができない |
到達目標2 | Gコードを用いた切削プログラムが作成出来る | NC工作機械について簡単な説明が出来る | 左記ができない |
到達目標3 | 応用的に実験機器の操作ができる | 指導書通りに実験機器の操作ができる | 左記ができない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
機械工学基礎では,基本的な手作業による加工法について学んだ.
本科目では,プログラムにより制御するNC工作機械について,さらにそのプログラミングについて学ぶ.
またコンピュータを用いた製図(CAD)について学ぶ.
授業の進め方・方法:
・2週目から13週目にかけては,2つのグループに分かれて行う
・以下に示す授業計画は一グループの例であり,クループの編制や実施項目の順序等は年度当初に連絡する
注意点:
・15週目の実習では,作業服,帽子,安全靴を着用のこと.これらが無い者は受講させない
・指導職員の指示を守り,安全に注意して実習に取り組むこと
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
全体ガイダンス |
実験の実施方法について説明できる
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2週 |
(CAD) 2D CAD 説明 |
2D CADソフトの基本的な使い方を理解する
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3週 |
(CAD) 2D CAD |
単純な物体を図面に表せる(2D)
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4週 |
(CAD) 2D CAD |
複雑な物体を図面に表せる(2D)
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5週 |
(CAD) 3D CAD 説明 |
3D CADソフトの基本的な使い方を理解する
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6週 |
(CAD) 3D CAD |
単純な物体を図面に表せる(3D)
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7週 |
(CAD) 3D CAD |
複雑な物体を図面に表せる(3D)
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8週 |
(Gコード) CNC旋盤の特徴説明,計測機器の使用法 |
CNC 旋盤の特徴、制御の原理、NC の方式を説明でき,ノギスとマイクロメータ,ピッチゲージを使い計測ができる
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4thQ |
9週 |
(Gコード) 課題作品のスケッチ作成 |
課題作品の図面作成が手書きで出来,プログラミングの流れを説明できる
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10週 |
(Gコード) Gコードを用いた直線切削プログラム |
直線切削プログラムを用いて段付き軸の切削プログラムを作成できる
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11週 |
(Gコード) Gコードを用いた円弧切削プログラム,ねじ切りプログラム |
円弧切削プログラム,ねじ切りプログラムを用いて段付き 軸に円弧、ねじ切りを加えた切削プログラムを作成できる
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12週 |
(Gコード) 課題作品のプログラム(1) |
課題作品の切削プログラムを作成できる
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13週 |
(Gコード) 課題作品のプログラム(2) |
課題作品の切削プログラムを作成できる
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14週 |
CAD及びプログラミング |
CADで設計した図面をプログラムにおこすことができる
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15週 |
加工 |
設計した図面に基づいて,NC工作機械により加工できる
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16週 |
レポート整理 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 機械系分野【実験・実習能力】 | 機械系【実験実習】 | 実験・実習の目標と心構えを理解し、実践できる。 | 3 | |
NC工作機械の特徴と種類、制御の原理、NCの方式、プログラミングの流れを説明できる。 | 2 | |
少なくとも一つのNC工作機械について、プログラミングができる。 | 3 | |
少なくとも一つのNC工作機械について、各部の名称と機能、作業の基本的な流れと操作を理解し、プログラミングと基本作業ができる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 20 | 80 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 0 | 20 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 80 | 0 | 80 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |