管理工学

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 平成24年度 (2012年度)
授業科目 管理工学
科目番号 0039 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子機械工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 (参考書)生産工学概論 熊坂浩著 コロナ社  (補助教材)損益計算書プリント、貸借対照表プリント
担当教員 大石 哲男

到達目標

1.企業の技術者として必要な生産管理について基礎的な知識を習得し、応用できる。
2.効率的な生産、品質管理、生産性向上の手法などを理解し、活用できる。
3.財務諸表の内容を理解し、企業の経営分析ができる。
4.PDCAやQC手法などを実務に活用できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1産業発展と管理の歴史を理解し、利益線図を作成し、損益分岐点を求めることができる産業発展と管理の歴史を理解し、利益線図を作成しできる産業発展と管理の歴史を理解しているか゛、利益線図を作成しできない
評価項目2経営計画・経営方針について理解し、説明できる 指数曲線・成長曲線など、予測曲線を作成できる経営計画・経営方針について理解し、説明でき、 指数曲線・成長曲線など、予測曲線を定性的に説明できる。経営計画・経営方針について理解し、説明できるが、 指数曲線・成長曲線など、予測曲線を説明できない。
評価項目3損益計算書の内容を理解し、経営分析ができる 2変数の図式解法により、最適な計画を決定できる損益計算書の内容を理解し、経営分析ができる 2変数の図式解法について、定性的な説明ができる損益計算書の内容を理解していない、経営分析ができない 2変数の図式解法について、説明ができない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
生産管理、作業管理、品質管理、経営管理、経営分析、安全管理、など企業の技術者に必要な基礎的な知識を学ぶ。
授業の進め方・方法:
・授業方法は講義を中心とし、演習問題や課題は確実に理解すること。
・授業では演習問題を多く行うので、独力で解を得られるようにすること。
・就職後の実務に役立つ内容であることを意識して取り組むこと。
注意点:
・就職活動の際に、本科目の内容理解が有効となる事がある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 工業と管理の発展 産業発展と管理の歴史を理解し、説明できる
2週 なし
3週 科学的管理法 テーラーシステムを理解し、説明できる
4週 なし
5週 利益管理と利益線図 利益線図を作成し、損益分岐点を求めることができる
6週 なし
7週 経営計画と需要予測 経営計画・経営方針について理解し、説明できる
8週 中間テスト
2ndQ
9週 なし
10週 試験返却・解答
需要予測 (予測曲線の作成)
指数曲線・成長曲線など、予測曲線を作成できる
11週 なし
12週 作業管理と生産方式 種々の生産方式について理解し、説明できる
13週 なし
14週 復習と演習 既学習範囲を復習し、演習問題を解く
15週 期末試験
16週 試験返却・解答
後期
3rdQ
1週 なし
2週 経営分析 (損益計算書) 損益計算書の内容を理解し、経営分析ができる
3週 なし
4週 経営分析 (貸借対照表) 貸借対照表の内容を理解し、経営分析ができる
5週 なし
6週 経営分析 (総合)  総合的な経営分析ができる。
7週 なし
8週 中間テスト
4thQ
9週 試験返却・解答
10週 なし
11週 線形計画法 2変数の図式解法により、最適な計画を決定できる
12週 なし
13週 品質管理 PDCA・VA/VE手法を実務に応用できる
14週 なし
15週 期末試験
16週 試験返却・解答

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力400000040
専門的能力300000030
分野横断的能力300000030