工業英語Ⅱ

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 平成27年度 (2015年度)
授業科目 工業英語Ⅱ
科目番号 0040 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 電子機械工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 前期:2
教科書/教材 Integrated Technical English (SEIBIDO)
担当教員 水野 逸夫

到達目標

1.工学の専門分野に関する英語文献を翻訳できる。 2.英語マニュアルなど工業製品に関する英文の意味を説明できる。 3.専門用語を英語で表現できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1提出物をきちんと仕上げて期限内に提出することができる。提出物を期限内に提出することができる。提出物が期限内に提出できない。
評価項目2小テストの内容をよく理解してよい解答ができる。小テストの内容を理解してある程度の解答ができる。小テストの内容を理解できない。
評価項目3工業の専門英語について関心を持ち、高い翻訳能力を持つ。工業の専門英語について関心を持ち、ある程度の翻訳能力を持つ。工業の専門英語について関心がなく、翻訳能力が低い。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
工業の幅広い分野にわたって、英語による表現を学び、英語の文献やマニュアルを読みこなせるようにする。Readingが中心であるが、Writing,Hearing,Speakingの能力も伸ばす。

授業の進め方・方法:
学生は事前学習や事後学習をしっかり行う。そのため、課題や小テストをできるだけ多くする。学生による発表の機会をできるだけ多く設ける。
注意点:
課題や小テストに対応するため、十分な予習と復習が必要となる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス。Numbers。 授業の進め方や内容、方法の説明。工学的な数を英語で表現できる。
2週 Arithmetic 四則演算を英語で表現できる。
3週 Points and lines 平面上の位置関係を点と線を使って英語で表現できる。
4週 Surfaces and angles 代表的な平面図形や角度を英語で表現できる。
5週 Spaces and volumes 代表的な立体図形や体積を英語で表現できる。
6週 Mesuring 測定や単位について英語で表現できる。
7週 Algebra and formulas 英語を用いて代数の利用や公式の読みができる。
8週 中間テスト
2ndQ
9週 Bits and bytes コンピュータに関する英文を翻訳できる。
10週 Force,loads and tools 力、荷重、道具に関する英文を翻訳できる。
11週 Energy and motion エネルギーと運動に関する英文を翻訳できる。
12週 Electricity and magnetism 電気と磁気に関する英文を翻訳できる。
13週 工業製品のマニュアル(1) 実際の製品の英文マニュアルを翻訳できる。
14週 工業製品のマニュアル(2) 実際の製品の英文マニュアルを翻訳できる。
15週 英字新聞記事の翻訳 工業に関する英字新聞記事を翻訳できる。
16週 期末試験の返却と解答の解説 期末試験を返却して、正しい解答を考える。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識英語のつづりと音との関係を理解できる。3
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。3
英語の発音記号を見て、発音できる。3
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。3
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。3
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。3
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。3
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。3
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。3
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。3
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。3
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。3
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。3
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。3

評価割合

試験60発表相互評価態度10ポートフォリオ30その他合計
総合評価割合600010300100
基礎的能力600010300100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000