English Communication1

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 English Communication1
科目番号 0052 科目区分 一般 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子機械工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 前期:4
教科書/教材 All Aboard! English Communication I(東京書籍)
担当教員 鏡 ますみ

到達目標

・簡単な英語で書かれた比較的短い文章を直読直解できる。
・英語での指示や質問の内容を理解できる。
・基本的な構文を理解し、それを用いて簡単な英文を書ける。
・決まったフレーズを用いて、自己紹介や簡単な会話ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1簡単な英語で書かれた比較的短い文章を正確に直読直解できる。 簡単な英語で書かれた比較的短い文章を直読直解できる。 簡単な英語で書かれた比較的短い文章であっても直読直解できない。
評価項目2英語での指示や質問の内容を正確に理解できる。英語での指示や質問の内容を理解できる。 英語での指示や質問の内容を正しく、または全く理解できない。
評価項目3基本的な構文を十分に理解し、それを用いて簡単ではあるが正確な英文を書ける。基本的な構文を理解し、それを用いて簡単な英文を書ける。 基本的な構文を理解できない。それを用いて簡単な英文も書けない。
評価項目4決まったフレーズを用いて、自己紹介や簡単な会話がスムーズにできる。決まったフレーズを用いて、自己紹介や簡単な会話ができる。決まったフレーズを用いても、自己紹介や簡単な会話ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
EC1は週4時間、2単位の半期授業である。
到達目標を目指して、①コミュニケーションへの関心・意欲・態度、②外国語表現の能力、③外国語理解の能力、④言語や文化についての知識、理解などを高める授業を行なう。
教科書『All Aboard! English Communication I』(東京書籍)と並行しながら『英単語ターゲット1200』も使用する。
授業の進め方・方法:
1 授業は講義が中心となる。
2 各レッスンの扉の写真を見ながら、本文の内容について簡単なやり取りをする。
3 新出単語や連語についての発音と意味を確認する。
4 扱われている文法事項を確認、理解し、本文理解の助けとする。
5 本文の音声を聞き、音読練習を様々なやり方で行なう。
6 本文を訳読し、その内容に関する設問に答える。
7 課末の文法を中心とした練習問題を行ない知識を定着させ、会話表現を利用しながら表現活動を行なう。
8 ワークブックを利用し、レッスン全体の復習を行なう。
注意点:
1 副教材は『All Aboard! English Communication I Workbook』 (東京書籍)、『英単語ターゲット1200 (旺文社)』、『英単語ターゲット1200 Workbook I』(旺文社)、『グランドセンチュリー英和辞典』(三省堂)である。『英単語ターゲット1200』の進み方については、授業中で指示する。
2 一回目の授業時に、入学前の課題テキストを提出する。後日、確認テストを行なう。
3 提出物は、期日を厳守のこと。そうでない場合は減点対象となる。
4 予習と復習は必須であり、指名された際には答えることができるような姿勢で授業に臨むこと。
5 評価割合は、試験60、小テスト12、態度3、ポートフォリオ25である。小テストには『英単語ターゲット1200』の確認テスト、入学前課題の確認テスト、スタディサポートの英語の得点などが含まれる。「ポートフォリオ」には、ノート、ワークブック、課題などの提出点が含まれる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
入学前課題の提出と確認
Warm-Up 1-2
英語授業を受けるにあたって必要な事柄を理解し、準備できる。
入学前課題を解答し、提出できる。
英語のアルファベットを使って単語を正確に書き、発音できる。クラスルームイングリッシュを理解し、実際に使うことができる。
2週 Warm-Up 3
Pre-Lesson 1  My Name Is Kimura Yui
Pre-Lesson 2 I Like Japanese Comic Books


辞書の使い方と、用語について学び、辞書を使って単語を調べることができる。
be動詞を使って自分について正確に表現できる。
一般動詞を使って自分について正確に表現できる。
3週 Communication 1  自己紹介
文の構造を知る①
入学前課題の確認テスト
Lesson 1 This Is My House
be動詞や一般動詞を使って自分について正確に表現できる。
主語+動詞、主語+動詞+補語、主語+動詞+目的語の文構造を理解できる。
世界の家についての紹介を通してその特徴を学習する。be動詞、一般動詞の過去形について基本的な知識を理解している。
4週 Lesson 1 This Is My House 世界の様々な家に関心を持ち、積極的に聞いたり読んだりできる。be動詞、一般動詞の過去形について基本的な知識を理解している。
5週 Lesson 2 My Favorite Hero 人物の紹介とその背景や魅力に関心を持ち、積極的に聞いたり読んだりできる。現在進行形、過去進行形について基本的な知識を理解している。

6週 Lesson 2  My Favorite Hero
文法のまとめ1  
be動詞と一般動詞、否定文と疑問文、過去形、進行形について理解している。
7週 中間試験
8週 試験返却、解答
Lesson 3 Cool Culture from Japan
誤答を訂正できる。
日本のマンガの海外での人気の背景に関心を持って、海外での日本文化のとらえられ方を理解している。
助動詞(can,will)の表す話し手の心情や使われる場面を理解できる。 
2ndQ
9週 Lesson 3 Cool Culture from Japan
Communication 2  道案内
Let's Listen 1 オリンピックでデート
道案内の場面にふさわしい表現を理解し、それを用いて英語で案内できる。
相手を誘う場面によく使われる表現を理解している。
10週 Lesson 4 A Miracle Mirror
世界の絶景について書かれたメールを通してメールの形式を理解している。to不定詞について基本的な知識を理解している。
11週 Lesson 4 A Miracle Mirror
Lesson 5 Finding My Future
高校生が目標のために頑張っている学校生活について、情報を理解し、要点をとらえることができる。
動名詞についての基本的知識を理解している。
12週 Lesson 5 Finding My Future
Extra Target 1 人物あてクイズ
英文Eメールの書き方
与えられた情報を用いて積極的に活動し表現することができる。接続詞の役割を理解している。
英語で書かれるメールの形式を理解し、英語で積極的にメールを書こうとしている。
13週 Reading 1 Short Stories in English
理解できないことがあっても推測しながら読み続け、場面や心情を読み取って英語におけるユーモアを理解できる。正しいリズムやイントネーションを理解し、音読できる。
14週 文法のまとめ2
文の構造を知る2
助動詞、to不定詞、動名詞、接続詞について理解している。
主語+動詞+目的語+目的語の文型をとる動詞について理解している。
15週 期末試験
16週 試験返却、解答
夏休みの課題についての説明
誤答を訂正できる。
夏休みの課題についての説明を理解できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識英語のつづりと音との関係を理解できる。2前1
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。1
英語の発音記号を見て、発音できる。1
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。1
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。1
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。1
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。1
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。1
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。2

評価割合

試験小テスト相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合601203250100
基礎的能力601203250100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000