文学概論

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 文学概論
科目番号 0075 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子機械工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 特に使用しないが、随時『国語便覧』とプリントで対応する。
担当教員 勝田 好洋

到達目標

1.近世文学史を概観し、近世文学に関する知見を深める。 2.三重県出身の近世文学者に関する知見をもつ。 3.松尾芭蕉の『奧の細道』を読み解く。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1近世文学史を概観し、近世文学の特徴を捉えることができる。近世文学史を概観できる。近世文学史を概観できない。
評価項目2三重県出身の近世文学者について、特徴を挙げ説明できる。三重県出身の近世文学者について説明できる。三重県出身の近世文学者について説明できない。
評価項目3『奧の細道』について、興味・関心をもって読み解くことができる。『奧の細道』について、読み解くことができる。『奧の細道』について、読み解くことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
4年生後期の半期講義ではあるが、特に松尾芭蕉の『奧の細道』を読み解くなかで、芭蕉の人生観に触れ、俳諧への興味・関心に繋げたい。
授業の進め方・方法:
①授業で用いる教材は、随時、プリントを準備するが、『国語便覧』も活用しながら授業を進めるので、常に準備すること。②特に松尾芭蕉は近世を代表する文学者の一人でもあり、三重県民としては、忘れてはならない文学者である。したがって、芭蕉の思いに触れながら、机上での「前途三千里への旅」に同行したい。
注意点:
①授業中は学習に集中して取り組むこと。日々の授業態度が評価割合の「態度」として位置づけてある。②与えられた課題は提出期限を厳守する。提出物については評価割合の「ポートフォリオ」として位置づけてある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス                近世文学史① 授業の取り組み方、諸注意などの説明を受ける。                      近世文学史を概観し、近世文学に興味・関心をもつことができる。
2週 近世文学史② 近世文学史を概観し、三重出身の文学者にアプローチし、興味・関心をもつことができる。
3週 近世文学① 三重県出身の文学者、松尾芭蕉の『奧の細道』について概観し、読み解く興味をもつことができる。
4週 近世文学② 『奧の細道』①を読み解くことができる。
5週 近世文学③ 『奧の細道』②を読み解くことができる。
6週 近世文学④ 『奧の細道』③を読み解くことができる。
7週 前期中間試験 問題の指示に従って、正しい解答を作成する。
8週 試験の解答解説 試験問題についで、正しい解答の導き方を確認する。
4thQ
9週 近世文学⑤ 『奧の細道』④を読み解くことができる。
10週 近世文学⑥ 『奧の細道』⑤を読み解くことができる。
11週 近世文学⑦ 『奧の細道』⑥を読み解くことができる。
12週 近世文学⑧ 『奧の細道』⑦を読み解くことができる。
13週 近世文学⑨ 『奧の細道』⑧を読み解くことができる。
14週 近世文学⑩ 『奧の細道』⑨を読み解くことができる。
15週 前期期末試験 問題の指示に従って、正しい解答を作成する。
16週 試験の解答解説 試験問題について、正しい解答の導き方を確認する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合600020200100
基礎的能力600020200100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000