概要:
1. 電気電子系実験班と制御系実験班の2班に分かれ実験を行う。
電気電子系実験での学習形態は課題解決型学習とする。このため、 実験では次の課題(テーマ)のみを提供する。班編成や実施場所、実施テーマ等の連絡は年度当初に一覧にして連絡する。
制御系実験では、実験指導書を配布する。実験前に熟読しておくこと。
2.報告書の提出日は厳守すること。
授業の進め方・方法:
計画書の内容に対し口頭試問を行う。実験機器・基礎理論の理解の程度に不備が認められる場合、実験を認めない。
実験における報告書は単に提出するだけではなく、必要に応じて担当教員の指導を受けること、内容が不十分な場合、再提出となることがある。
どの実験テーマを選択するかは、1週目の概要説明の時に決めるが最低7つ以上とする。
実験の詳細な進め方は別途資料を配布する。
注意点:
報告書が提出されない課題がひとつでもあった場合、実験の単位は不可となる。(実験は必修科目のため、不可となった場合には進級不可となる。)
実験を欠席する場合、必ず事前に担当教員に連絡すること。連絡が無い場合、追実験を行わないこともある。
実験の際には必要に応じて各実験で配布された資料および筆記用具、電卓を持参すること。.
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 機械系分野【実験・実習能力】 | 機械系【実験実習】 | 実験・実習の目標と心構えを理解し、実践できる。 | 4 | |
災害防止と安全確保のためにすべきことを理解し、実践できる。 | 4 | |
レポートの作成の仕方を理解し、実践できる。 | 4 | |
加工学実験、機械力学実験、材料学実験、材料力学実験、熱力学実験、流体力学実験、制御工学実験などを行い、実験の準備、実験装置の操作、実験結果の整理と考察ができる。 | 4 | |
実験の内容をレポートにまとめることができ、口頭でも説明できる。 | 4 | |
電気・電子系分野【実験・実習能力】 | 電気・電子系【実験実習】 | 電圧・電流・電力などの電気諸量の測定が実践できる。 | 4 | |
抵抗・インピーダンスの測定が実践できる。 | 4 | |
オシロスコープを用いて実際の波形観測が実施できる。 | 4 | |
電気・電子系の実験を安全に行うための基本知識を習得する。 | 4 | |
直流回路論における諸定理について実験を通して理解する。 | 4 | |
交流回路論における諸現象について実験を通して理解する。 | 4 | |
過渡現象について実験を通して理解する。 | 4 | |
半導体素子の電気的特性の測定法を習得し、実験を通して理解する。 | 4 | |
増幅回路等(トランジスタ、オペアンプ)の動作に関する実験結果を考察できる。 | 4 | |
論理回路の動作について実験結果を考察できる。 | 4 | |
専門的能力の実質化 | PBL教育 | PBL教育 | 工学が関わっている数々の事象について、自らの専門知識を駆使して、情報を収集することができる。 | 4 | |
集められた情報をもとに、状況を適確に分析することができる。 | 4 | |
与えられた目標を達成するための解決方法を考えることができる。 | 4 | |
状況分析の結果、問題(課題)を明確化することができる。 | 4 | |
各種の発想法や計画立案手法を用いると、課題解決の際、効率的、合理的にプロジェクトを進めることができることを知っている。 | 4 | |
各種の発想法、計画立案手法を用い、より効率的、合理的にプロジェクトを進めることができる。 | 4 | |