管理工学

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 管理工学
科目番号 0096 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子機械工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 前期:2 後期:2
教科書/教材 生産管理入門(坂本碩也 著・オーム社)
担当教員 脇坂 賢

到達目標

1.企業の技術者として必要な生産管理について基礎的な知識を習得し、応用できる。
2.効率的な生産、品質管理、生産性向上の手法などを理解し、活用できる。
3.PDCAやQC手法などを実務に活用できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1生産管理の基礎的な項目について、計算、もしくは図を作成できる生産管理の基礎的な項目について、説明できる生産管理の基礎的な項目について、説明できない
評価項目2効率的な生産、品質管理、生産性向上の手法などを理解し、活用できる効率的な生産、品質管理、生産性向上の手法などを説明できる効率的な生産、品質管理、生産性向上の手法などを説明でない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
生産管理、工程管理、品質管理、安全管理、など企業の技術者に必要な基礎的な知識を学ぶ。
授業の進め方・方法:
・授業方法は講義を中心とし、授業中の演習問題や課題は確実に理解すること。
・就職後の実務に役立つ内容であることを意識して取り組むこと。
注意点:
・本科目は隔週開講科目となる。下記「授業計画」は、「週」ではなく「回」を基準にして入力されているので注意すること。
・他の講義との関連上、教科書の章立てと授業の順番が異なる点があるので注意すること。
・就職活動の際に、本科目の内容理解が有効となることがある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
生産管理
「生産管理」の内容となる各項目を説明できる
2週 生産組織 管理組織の種類ごとのその長所短所を説明できる
3週 生産計画 品種と生産量から生産方式を判別できる
4週 工程管理 必要人員数を概算できる
ガントチャートを読める
5週 中間テスト
6週 テスト返却・解説
PERT

アローダイヤグラムを構築し、最遅開始日程およびクリティカルパスを求めることが出来る
7週 作業分析 ピッチタイム、ラインバランス効率、作業正味時間を計算できる
8週 資材管理 発注点、安全在庫量を計算できる
2ndQ
9週 期末試験
10週 試験返却・解答
運搬管理・倉庫管理

管理手法について説明できる
11週 設備管理
環境管理
管理手法について説明できる
安全衛生管理について説明できる
12週 人事管理 雇用管理と労働三法について説明できる
13週 中間テスト
14週 テスト返却・解説
マネジメント

ISO9000およびISO14001について説明できる
15週 原価管理
減価償却費を計算できる
16週 品質管理 パレート図を書くことが出来る
抜き取り検査手法について説明できる
後期
3rdQ
1週 期末テスト
2週 テスト返却・解説
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理が必要とされる社会的背景や重要性を理解し、社会における技術者の役割と責任を説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力500000050
専門的能力500000050
分野横断的能力0000000