国語表現

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 国語表現
科目番号 0111 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子機械工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 特に使用しない。随時配布プリントで対応する。
担当教員 勝田 好洋

到達目標

1.社会人として通用する語彙能力の運用を目指し、実用的な分野を中心に学習する。
2.国語を学習する最後の機会ともなるので、文化的な知見を深め、発想力、発信力を高めるために、様々な題材に実践的に取り組む。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1課題の目的や意図を理解し、題材について、正確に、丁寧に、仕上げることができる。対象とする題材に、正しく仕上げる努力を認めることができる。対象とする題材に、目的や意図を理解せず、正しく仕上げることができない。
評価項目2敬語や対外的な文章用語を正しく覚え、運用できる。敬語や対外的な文章用語について、正誤の判断ができる。敬語や対外的な文章用語について、正誤の判断ができない。
評価項目3簡潔で、筋道の通った説明文を作成することができる。説明文を作成できる。説明文を作成することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
この学年は、本科で国語を学習する最後の機会である。したがって、実用的に運用できることを優先して講義を行う。その意図を理解して授業に臨み、題材に真摯に取り組むことを求める。
授業の進め方・方法:
授業時に、プリント形式で国語常識問題に取り組むことがある。これは、提出物として扱ったり、定期試験の範囲ともなったりするので、きちんと取り組むこと。
注意点:
令和2年度は以下の評価項目・評価割合とする。(*「評価割合シート」参照)
「ポートフォリオ(課題提出)60点満点」+「試験(30点満点)」+「その他(10点満点)」=100点満点
「ポートフォリオ(課題提出)60点満点」については、課題提出=出席を原則とするが、取り組み姿勢が不十分な(課題返却をされた)場合には、再提出しない限り提出とは認めない。(課題に真摯に取り組んだことが認められることが重要)
「試験(30点満点)」については、全講義内容を範囲とした試験とする。
「その他(10点)」については、課題の提出状況(提出期限・出来具合等)や各回の講義中の状況を総合的に勘案し、点数化する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス               履歴書の書き方・1 提出物の取り組みに関する説明を聞く。一般的な履歴書の書き方を学び、下書きを提出する。
2週 履歴書の書き方・2 履歴書の種類、エントリーシートの種類と書き方を知る。
3週 履歴書の書き方・3 下書きを返却し、注意事項を再確認しながら、履歴書の清書の準備をする。
4週 敬語の使い方・1 敬語の種類と基本事項を確認する。敬語の練習問題に取り組む。
5週 敬語の使い方・2 待遇表現の練習をする。
6週 敬語の使い方・3 間違えやすい敬語の使い方を確認する。
7週 前期中間試験 問題の指示に従って、正しい解答を作成する。
8週 試験の解答解説 試験問題についで、正しい解答の導き方を確認する。
2ndQ
9週 手紙の書き方・1 手紙の基本構成を学ぶ。手紙特有の用語、その使い方を学び、紙面の使い方を練習する。
10週 手紙の書き方・2 手紙に関する基本的な練習問題に取り組む。
11週 手紙の書き方・3 後付けの書き方の練習をする。指示に従って、具体的な書き方の練習をする。
12週 説明文の書き方・1 扱う題材から、説明文作成の目的を確認する。
題材に関する予備知識を学ぶ。
13週 説明文の書き方・2 題材を解読し、説明文を作成する。
14週 説明文の書き方・3 題材を解読し、説明文を作成する。
15週 前期期末試験 問題の指示に従って、正しい解答を作成する。
16週 試験の解答解説 試験問題について、正しい解答の導き方を確認する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合300006010100
基礎的能力300006010100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000