日本語教育2(留学生のみ)

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 日本語教育2(留学生のみ)
科目番号 0127 科目区分 一般 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子機械工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 4
教科書/教材 教材は 適宜配布。教科書は 前期に続き『科学者は戦争で何をしたか』
担当教員 太田 慶子

到達目標

1.日本事情を扱った教材を読み、視聴し、理解を深め 自分の意見や主張が言える。  2.日本語能力試験N1に合格できる力を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1論理的な文章ややや複雑な新聞の論説などを読んで理解でき、自分の意見や主張が言える。論理的な文章や やや複雑な新聞の論説などを読んで、概ね内容が理解でき、感想や意見が言える。論理的な文章や やや複雑な新聞の論説などの 内容や構成が理解できない。
評価項目2テーマに沿ったレポートが作成できる。テーマに沿ってまとまった文章が作成できる。段落構成を含め、まとまった文章が書けない。
評価項目3パワーポイントを使って、実際に発表できる。質疑応答に対処できる。作成した文章を発表できる。質問に対して適切な応答ができる。説明や意見などの発表が、日本語を使ってできない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
日本語能力試験N1の合格のために、語彙・文法・読解・聴解の力をつける。同時に、レポート作成や 日本事情への理解を深め、日常生活だけではなく より高度なテーマについても議論したり、意見を交わせたりできるようにする。
授業の進め方・方法:
1.基本的には、授業の前半を 日本語能力試験N1対策に当てる。  2.後半では、前期に引き続き 益川教授の『科学者は戦争で何をしたか』を読み、まとめる。  3.前期で取り上げたレポートの構成に沿って、レポートを書いていく。
注意点:
1.「ポートフォリオ」は、演習で読むテキストのレジュメの提出である。2.「発表」は作成したレポートをパワーポイントを使って実際に発表する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 1.夏休みの体験を発表する。2.演習 自分の体験を相手に伝える。相手とそれを共有する。
2週 1.前期で決めたテーマに沿ってレポート作成の準備をする。3.演習 レポートの大きな流れを考える。メモを取る。
3週 1.レポート作成の準備2.N1対策 3.演習 資料を集める。
4週 1.レポート作成の準備をする。2.N1対策 3.演習 資料を集める。
5週 1.レポート作成の準備をする。2.N1対策 3.演習 資料の内容を検討する。
6週 1.レポート作成の準備をする。2.N1対策 3.演習 資料を基に、自分の立場を明確化する。
7週 後期中間試験 学習したことがよく理解でき、問題にも適切に解答できる。
8週 1.後期中間試験の解説 2.N1対策 3.演習 試験での間違いを理解する。
4thQ
9週 1.レポート作成の準備をする。2.N1対策 3.演習 資料を基に自分の意見をまとめる。
10週 1.レポート作成の準備をする。2.N1対策 3.演習 レポートの構成を考える。
11週 1.レポート作成準備 2.演習 3.録画を視聴する レポートの構成に沿って、アウトラインを書く。
12週 1.レポートを書く 2.パワーポイン作成 レポートの作成
13週 1.レポートを書く 2.パワーポイン作成 レポートの作成
14週 1.レポートを書く 2.パワーポイン作成 レポートの作成
15週 後期期末試験 今までの授業をふまえ、設問に対して正しく解答する。
16週 1.期末試験の解説 2.レポートの発表 実際にレポートをPPを使って発表する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会公民民主政治の基本的原理、日本国憲法の成り立ちやその特性について理解できる。2
現代社会の政治的・経済的諸課題、および公正な社会の実現に向けた現在までの取り組みについて理解できる。2
地歴・公民今日の国際的な政治・経済の仕組みや、国家間の結びつきの現状とそのさまざまな背景について理解できる。2
環境問題、資源・エネルギー問題、南北問題、人口・食糧問題といった地球的諸課題とその背景について理解できる。2
国際平和・国際協力の推進、地球的諸課題の解決に向けた現在までの取り組みついて理解できる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合602000200100
基礎的能力602000200100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000