到達目標
1.機械の運動の仕組みを理解し、説明できる
2.機械の運動を力学的に解析し、計算できる
3.学習した運動や機構の知識を基にして新しい機械の設計に応用できる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 自由度、瞬間中心を適切に利用し、過大に適した作図法によって速度を求めることができる。 | 自由度、瞬間中心を求めることができ、例題に沿って速度を求めることができる。 | 自由度、瞬間中心を求めることができない。 |
評価項目2 | リンク機構の原理を知り、設計要求を満たす機構を設計できる。 | リンク機構の原理を知り、与えられた機構の運動を解析できる。 | リンク機構の解析ができない。 |
評価項目3 | カム機構の原理を知り、設計要求を満たす機構を設計できる。 | カム機構の原理を知り、与えられた機構の運動を解析できる。 | カム機構の解析ができない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 (B2)
説明
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学習・教育到達度目標 (B3)
説明
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教育方法等
概要:
機械の運動系を構成している基本各部の形状、組み合わせ、配置によってさまざまな運動を実現できることを理解する。
授業の進め方・方法:
・テキストに従って授業を進める。内容の解説と練習問題の解答。質問には随時答える。
注意点:
・機械の運動に関心を持ち、よく考えること
・学習したことがどのように応用できるかを常に考えること
・電卓を忘れずに持ってくること。
【令和2年度成績評価】
評価割合に記載の割合は年度当初のものとなり,令和2年度は以下の評価項目・評価割合とする.
ポートフォリオ(提出点)60 点満点 + ポートフォリオ(課題点)20 点満点 + 期末試験20点満点
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
機構学の基礎 |
この科目を学習する意義、意味を把握する。
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2週 |
対偶と節 |
対偶の定義、種類、節について説明できる。
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3週 |
連鎖 |
連鎖の種類、限定連鎖の判定条件を説明できる。
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4週 |
機構の運動と瞬間中心 |
運動の種類、瞬間中心について説明できる。
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5週 |
瞬間中心の求め方 |
3瞬間中心の定理により瞬間中心を求めることができる。
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6週 |
機構における速度(1) |
機構の速度を作図により求めることができる。
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7週 |
機構における速度(2) |
機構の加速度をグラフを利用し計算で求めることができる。
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8週 |
前期中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
試験返却・解答,
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試験結果を検討し、理解不足の点を解消する。
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10週 |
リンク機構(1) |
搖動運動に関する計算ができる。
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11週 |
リンク機構(2) |
ピストンクランク機構について設計用の計算ができる
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12週 |
リンク機構(3) カム機構(1) |
ピストンの速度、加速度の計算ができる カムの種類や働きを説明できる
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13週 |
カム機構(2) |
板カムの輪郭曲線を描くことができる
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14週 |
カム機構(3) |
変位曲線から従動節の加速度を計算できる
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15週 |
前期期末試験 |
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16週 |
試験返却・解答 |
試験結果を検討し、理解不足の点を解消する。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ(出席) | ポートフォリオ(課題点) | 合計 |
総合評価割合 | 20 | 0 | 0 | 0 | 60 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 10 | 0 | 0 | 0 | 20 | 10 | 40 |
専門的能力 | 10 | 0 | 0 | 0 | 40 | 10 | 60 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |