科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 法学
科目番号 0103 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 制御情報工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 なし/憲法等関係法令は、資料として配付する
担当教員 中平 希,深見 佳代,東 直彦

到達目標

1.憲法の基本的概念を習得する。
2.日本国憲法の保障する人権について理解する。
3.20世紀的権利といわれる社会権的基本権について理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1憲法の基本概念について説明できる。憲法の基本概念について理解し、中間試験・期末試験において合格点をとることができる。憲法と法律の違いについて理解できていない。
評価項目2憲法が保障する基本的人権について説明できる。人権保障の大切さについて説明できる。人権保障の大切さについて考えようとしていない。
評価項目3生存権と社会保障制度について説明できる。生存権を保障するための社会保障制度について説明できる。社会権的基本権について理解できていない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
社会人として、一市民として、必要な法的素養について憲法を中心に学ぶ。
授業の進め方・方法:
基本的には講義形式で行う。毎回の授業で課題を出すので必ず提出すること。
注意点:
・真摯な授業態度が見られない場合は、ポートフォリオ内容点より減点する。
・他者の意見にきちんと耳を傾けること。
・取り上げる授業内容は、変更することがある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス この授業の到達目標、履修上の注意点、評価方法などについて説明できる。
2週 明治憲法の成立と特質 憲法は国家権力を制限するために生まれた法である。条文を音読し、その相違について説明できる。
3週 日本国憲法の制定 日本国憲法の制定過程について説明できる。
4週 基本的人権・平等権 許されない差別と許される区別について説明できる。
5週 基本的人権・自由権 戦前の思想・学問への弾圧事件を通して、学問の自由の大切さについて説明できる。
6週 前半のまとめ これまでの学習事項について説明できる。
7週 中間試験 合格点をとる。
8週 答案返却・解答 試験の結果を踏まえ、自身の取り組みを振り返ることができる。
2ndQ
9週 基本的人権・人身の自由 えん罪が発生する背景について説明できる。
10週 基本的人権・社会権 生存権を保障するための社会保障制度について説明できる。
11週 基本的人権・社会権 労働者の生存権について説明できる。
12週 基本的人権・参政権 政治に参加する権利の持つ意味について説明できる。
13週 憲法の平和主義 平和主義の特徴について説明できる。
14週 後半のまとめ これまでの学習事項について説明できる。
15週 期末試験 合格点をとる。
16週 試験返却・解答 試験の結果を踏まえ、自身の取り組みを振り返ることができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験ポートフォリオ相互評価態度発表その他合計
総合評価割合60400000100
基礎的能力60400000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000