到達目標
1.憲法の基本的概念を習得する。
2.日本国憲法の保障する人権について理解する。
3.20世紀的権利といわれる社会権的基本権について理解する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 憲法の基本概念について説明できる。 | 憲法の基本概念について理解し、中間試験・期末試験において合格点をとることができる。 | 憲法と法律の違いについて理解できていない。 |
評価項目2 | 憲法が保障する基本的人権について説明できる。 | 人権保障の大切さについて説明できる。 | 人権保障の大切さについて考えようとしていない。 |
評価項目3 | 生存権と社会保障制度について説明できる。 | 生存権を保障するための社会保障制度について説明できる。 | 社会権的基本権について理解できていない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
社会人として、一市民として、必要な法的素養について憲法を中心に学ぶ。
授業の進め方・方法:
基本的には講義形式で行う。毎回の授業で課題を出すので必ず提出すること。
注意点:
・真摯な授業態度が見られない場合は、ポートフォリオ内容点より減点する。
・他者の意見にきちんと耳を傾けること。
・取り上げる授業内容は、変更することがある。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
この授業の到達目標、履修上の注意点、評価方法などについて説明できる。
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2週 |
明治憲法の成立と特質 |
憲法は国家権力を制限するために生まれた法である。条文を音読し、その相違について説明できる。
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3週 |
日本国憲法の制定 |
日本国憲法の制定過程について説明できる。
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4週 |
基本的人権・平等権 |
許されない差別と許される区別について説明できる。
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5週 |
基本的人権・自由権 |
戦前の思想・学問への弾圧事件を通して、学問の自由の大切さについて説明できる。
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6週 |
前半のまとめ |
これまでの学習事項について説明できる。
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7週 |
中間試験 |
合格点をとる。
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8週 |
答案返却・解答 |
試験の結果を踏まえ、自身の取り組みを振り返ることができる。
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2ndQ |
9週 |
基本的人権・人身の自由 |
えん罪が発生する背景について説明できる。
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10週 |
基本的人権・社会権 |
生存権を保障するための社会保障制度について説明できる。
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11週 |
基本的人権・社会権 |
労働者の生存権について説明できる。
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12週 |
基本的人権・参政権 |
政治に参加する権利の持つ意味について説明できる。
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13週 |
憲法の平和主義 |
平和主義の特徴について説明できる。
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14週 |
後半のまとめ |
これまでの学習事項について説明できる。
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15週 |
期末試験 |
合格点をとる。
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16週 |
試験返却・解答 |
試験の結果を踏まえ、自身の取り組みを振り返ることができる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | ポートフォリオ | 相互評価 | 態度 | 発表 | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |