社会科学概論

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 社会科学概論
科目番号 0201 科目区分 一般 / 選択
授業形態 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 制御情報工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 指定なし(初回の授業で3年次に購入した『現代社会』の教科書を持参してください。)
担当教員 深見 佳代

到達目標

1:実社会に関心を持ち、これからの社会を担っていく主権者としての自覚を養う。
2:社会科学の基本的な素養を身につけ、社会を見る目を養う。
3:現代社会において生じる様々な問題について、主体的に考察し、多角的な観点から捉える力を身につけると共に、自身の意見を論理的に記述できる能力を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1現代社会における諸問題に対し、当事者意識を持ち、きちんと自身の意見を持ち、また、行動しようとしている。現代社会における諸問題に対し、当事者意識を持っている。現代社会における諸問題に対し、当事者意識を持っていない。
評価項目2学習した事項について十分な知識を有している。学習した事項についてひととおりの知識を有している。学習した事項についての知識が不十分である。
評価項目3現代社会における諸問題に対する自身の意見を十分な根拠を挙げ、論理的に表現することができる。現代社会における諸問題に対する自身の意見を持ち、その理由を挙げることができる。現代社会における諸問題に対する自身の意見を持っていない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (A1) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (C4) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
・これからの社会を担う主権者として必要な素養、すなわち、現代の社会がどのような仕組みで動いているのかについて学ぶ。
授業の進め方・方法:
・アクティブラーニング、グループワークを中心とした授業である。またグループでの口頭発表を課す。学生の積極的な参加が重要である。
注意点:
・高校生の年齢であるとはいえ、高専生である以上、高等教育機関の「学生」として振る舞うこと。
・自分の頭で考えること。
・友人と議論するなどして様々な考えに触れること。 他者の意見にきちんと耳を傾けること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス この授業の到達目標、履修上の注意点、評価方法などについて説明できる。現代社会がかかえる諸問題について概説できる。
2週 調べ学習① 担当する社会問題についてICTや図書等を通じて情報を収集し、問題全体を理解・説明できる。
3週 調べ学習② 担当する社会問題について現状とあるべき姿とのギャップを理解し、解決するべき課題を設定できる。
4週 調べ学習③ 担当する社会問題の解決するべき課題について、解決策までの道のりや手段を論理的に設定できる。
5週 中間発表① 担当する社会問題について他者に対し明快に説明し、課題の社会的意義や解決策の重要性について説明できる。また、他者の報告を聞き、適切な助言を与えることができる。
6週 中間発表② 担当する社会問題について他者に対し明快に説明し、課題の社会的意義や解決策の重要性について説明できる。また、他者の報告を聞き、適切な助言を与えることができる。
7週 中間試験 合格点を取る。
8週 返却 これまでの学習を振り返り、今後の目標を設定できる。
4thQ
9週 調べ学習④ 他者から得られた助言に基づき、担当する社会問題の解決に向けて軌道修正できる。
10週 調べ学習⑤ 問題解決に向けてアイデア創造などで合意形成をとりながら発展的な考察を行える。
11週 調べ学習⑥ 自らが提示した解決策の問題点と限界について理解できる。
12週 調べ学習⑦ 最後の発表に向けてチームの一員として他者の意見を尊重し、コミュニケーションをとりながら作業を進めることができる。
13週 最終発表① 中間発表で得られた助言を踏まえ、自らの担当する社会問題について他者に対し明快に説明し、課題の社会的意義や解決策の重要性について説明できる。また、他者の報告を聞き、適切な助言を与えることができる。
14週 最終発表② 中間発表で得られた助言を踏まえ、自らの担当する社会問題について他者に対し明快に説明し、課題の社会的意義や解決策の重要性について説明できる。また、他者の報告を聞き、適切な助言を与えることができる。
15週 期末試験 合格点をとる。
16週 答案返却・試験解説
半年間のまとめ
半年間の学習を振り返り、これからの社会を担っていく主権者として自分はどうしていくか表現できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60355000100
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力60355000100