特別講義1(ビジネスモデル)

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 特別講義1(ビジネスモデル)
科目番号 0210 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 制御情報工学科 対象学年 4
開設期 集中 週時間数
教科書/教材 自作テキスト
担当教員 江崎 修央,出江 幸重

到達目標

1.ビジネスの基礎を理解し身近な例を用いて説明できる。
2.自社、顧客、財源について加味した事業計画書を作成できる。
3.自ら立案したビジネスモデルについて発表し、意見交換することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目13つ以上のビジネスモデルを例示し、具体的な説明が行える。少なくとも一つのビジネスモデルについて、身近な例を用いて説明できる。身近な例を用いてビジネスについて説明できない。
評価項目2自社、顧客、財源について矛盾なく記述してある事業計画書が作成できる。自社、顧客、財源について加味した事業計画書が作成できる。事業計画書が作成できない。
評価項目3ビジネスモデルの発表・意見交換を通じて、自らのプランを深化させることができる。ビジネスモデルの発表を行い、参加者からの質問に適切に答えることができる。自ら立案したビジネスモデルの発表ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
ビジネスの基礎を学び、自らが携わる研究内容を題材にした事業計画書の作成を通じて、ビジネスのプランニング・起業家マインドの育成をはかる。
授業の進め方・方法:
外部からの講師を招き、講義+ワークを通じてビジネス基礎を学ぶ。
授業中はワークを通じた作業が多く含まれる上、参加者同士の積極的な意見交換を行う。
注意点:
・自ら関わる研究・実験を題材に事業計画書を作成するため、積極的に授業に参加すること。
・集中講義として実施するが、翌日に発表する宿題も多数出すため、必ず実施してくること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ビジネスの基礎とは(1) 身近な商売を題材としてビジネスとはどういうものかを説明できるようになる。
2週 ビジネスの基礎とは(2) いくつかのビジネスモデルを例示し、それぞれの特徴について説明できるようになる。
3週 ワーク・ビジネスプランの立案 1・2週で学んだビジネスモデルを基礎として、自らのプランを立案できる。
4週 ビジネスプランの立て方(1) 事業計画書を作成するにあたり、ターゲットとする顧客の決定方法について説明できる。
5週 ワーク・ビジネスプランの立て方(1) 自ら立案するビジネスプランについて、ターゲットとする顧客を決め、その理由を説明できる。
6週 ビジネスプランの立て方(2) 事業計画書を作成するにあたり、自社の経営資源を明らかにし、実現可能性を明確にする方法を説明できる。
7週 ワーク・ビジネスプランの立て方 自ら立案するビジネスプランについて、自社の経営資源を明記し、具体的な実現方法を記述できる。
8週 ビジネスプランの立て方(3) 事業計画書を作成煤にあたり、財務状況について、資金獲得方法や黒字化の方法について説明できる。
2ndQ
9週 ワーク・ビジネスプランの立て方 自ら立案するビジネスプランについて、資金獲得方法、黒字化の方法について記述できる。
10週 自分のプランを立てましょう(1) これまで学習した内容を踏まえて、コンピュータソフトウエアや、情報機器等を販売するビジネスプランを立案できる。
11週 自分のプランを立てましょう(2) これまで学習した内容を踏まえて、コンピュータソフトウエアや、情報機器等を販売するビジネスプランを立案できる。
12週 自分のプランを立てましょう(3) これまで学習した内容を踏まえて、コンピュータソフトウエアや、情報機器等を販売するビジネスプランを立案できる。
13週 プランを発表しましょう(1) 自ら立案したビジネスプランについて、参加者へ説明し、議論することでさらに深化させることができる。
14週 プランを発表しましょう(2) 自ら立案したビジネスプランについて、参加者へ説明し、議論することでさらに深化させることができる。
15週 起業するということ 起業の実態を理解し、自らの将来的な展望を検討することができる。
16週 レポート作成 学習した内容を十分に反映させて、レポートとしてまとめることができる。
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00200800100
基礎的能力0000000
専門的能力001060070
分野横断的能力001020030