概要:
スマートフォンを対象としたモバイル端末を利用したモバイルシステムの利用・構築を通じて、今後の社会で活用されるアプリケーションシステムに関する知識を得た上で基盤技術を修得する。
※実務との関係
この科目は企業でソフトウエア開発を担当していた教員が、その経験を活かし、モバイルシステムの設計手法等について講義・演習形式で授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
・電子計算機演習室のPCもしくは、各自持参のPCを利用し、クラス共用の電子ノートを利用して教材配布、課題回収を行う。
・質問は、授業中はもちろん、オフィスアワー、チャットツールで受け付ける。
・この科目は学修単位科目のため、毎週、予習課題と復習課題を課すので、期限に遅れず提出すること
注意点:
・授業では、各自のスマートフォン端末(iOS or Android)を利用するため、持参すること。
・PHP、MySQL、NoSQLを用いたシステム構築を行うためデータベースを履修してあること。
履修していない場合は、自習教材を与えるので、授業前に学習しておくこと。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス・環境構築 |
授業の進め方を確認し、モバイルシステムを実装する開発環境等を構築できる。
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2週 |
モバイルシステムの特徴 |
実運用されているシステムを題材に、スマートフォンに搭載されているセンサの種類と特徴を説明できる。
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3週 |
モバイル端末での各種センサ値取得 |
スマートフォンのセンサ値を取得し、アプリ画面上で表示できる。
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4週 |
データベースへの保存・参照 |
取得したセンサ値をデータベースに保存できる。また、データベースから参照できる。
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5週 |
WEBでの表示 |
モバイル端末の画面サイズに合わせて表示できるレシポンシブルデザインに対応したアプリを搭載できる。
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6週 |
センサ値の表示アプリ(1) |
配布されたサンプルプログラムを実装し、センサ値の表示アプリの動作確認ができる。
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7週 |
センサ値の表示アプリ(2) |
要求仕様に基づいてセンサ値を表示するアプリを構築し、動作確認ができる。
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
位置情報表示システムの構築(1) |
配布されたサンプルプログラムを実装し、位置情報表示アプリの動作確認ができる。
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10週 |
位置情報表示システムの構築(2) |
要求仕様に基づいて位置情報を表示するアプリを構築し、動作確認ができる。
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11週 |
プッシュ通信による通知 |
プッシュ通信を送受信するための仕組みを理解し、その設定方法等が説明できる。
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12週 |
モバイルシステム構築(1) |
これまで学習したモバイルシステム構築方法を基盤として、グループでシステム提案・構築を実施する。
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13週 |
モバイルシステム構築(2) |
これまで学習したモバイルシステム構築方法を基盤として、グループでシステム提案・構築を実施する。
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14週 |
発表・相互投票 |
各グループが構築したモバイルシステムのプレゼンを実施し、相互投票を行う。
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
試験返却と解答の説明 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | プログラミング | 与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。 | 3 | 前3,前4,前5,前6,前9 |
ソフトウェア生成に必要なツールを使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 3 | 前3,前4,前5,前6,前9 |
与えられたソースプログラムを解析し、プログラムの動作を予測することができる。 | 3 | 前3,前4,前5,前6,前9 |
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを設計できる。 | 3 | 前7,前10 |
要求仕様に従って、いずれかの手法により動作するプログラムを設計することができる。 | 3 | 前7,前10 |
要求仕様に従って、いずれかの手法により動作するプログラムを実装することができる。 | 3 | 前7,前10 |
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを実装できる。 | 3 | 前7,前10 |
ソフトウェア | ソフトウェアを中心としたシステム開発のプロセスを説明できる。 | 2 | 前12,前13,前14 |
コンピュータシステム | ネットワークコンピューティングや組込みシステムなど、実用に供せられているコンピュータシステムの利用形態について説明できる。 | 2 | 前11 |
システム設計には、要求される機能をハードウェアとソフトウェアでどのように実現するかなどの要求の振り分けやシステム構成の決定が含まれることを説明できる。 | 2 | 前12,前13,前14 |
ユーザの要求に従ってシステム設計を行うプロセスを説明することができる。 | 2 | 前12,前13,前14 |
プロジェクト管理の必要性について説明できる。 | 2 | 前12,前13,前14 |
WBSやPERT図など、プロジェクト管理手法の少なくとも一つについて説明できる。 | 2 | 前12,前13,前14 |
ER図やDFD、待ち行列モデルなど、ビジネスフロー分析手法の少なくとも一つについて説明できる。 | 2 | 前12,前13,前14 |
情報通信ネットワーク | ローカルエリアネットワークの概念を説明できる。 | 2 | 前1 |
インターネットの概念を説明できる。 | 2 | 前1 |
主要なサーバの構築方法を説明できる。 | 2 | 前1 |
情報通信ネットワークを利用したアプリケーションの作成方法を説明できる。 | 2 | 前1 |