制御情報工学特別講義2

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 制御情報工学特別講義2
科目番号 1056 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 制御情報工学科 対象学年 5
開設期 集中 週時間数
教科書/教材 自作テキスト
担当教員 中井 一文,土田 隼之

到達目標

1. プリント基板用CADソフトを使用した電気・電子回路パターンデータを作成できる
2. 基板パターンの露光・現像・エッチング処理ができる
3. 作成した回路の動作チェック、不具合の修正ができる
4.技術者集団として、グループワークに取り組んでいくことができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1プリント基板用CADソフトを使用した電気・電子回路パターンデータを作成できる指導教員の指導の下、プリント基板用CADソフトを使用した電気・電子回路パターンデータを作成できるプリント基板用CADソフトを使用した電気・電子回路パターンデータを作成できない
評価項目2基板パターンの露光・現像・エッチング処理ができる指導教員の指導の下、基板パターンの露光・現像・エッチング処理ができる基板パターンの露光・現像・エッチング処理ができない
評価項目3作成した回路の動作チェック、不具合の修正ができる指導教員の指導の下、作成した回路の動作チェック、不具合の修正ができる作成した回路の動作チェック、不具合の修正ができない
評価項目4技術者集団として、各自の役割を明確にすることで効率的にグループワークに取り組んでいくことができる技術者集団として、グループワークに取り組んでいくことができる技術者集団として、グループワークに取り組んでいくことができない

学科の到達目標項目との関係

教育目標 (B3) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
簡単な電気電子回路の作製を通して、回路エディタでの回路設計、エッチングによるプリント基板作製と回路の実装、成果物の動作チェック方法を学ぶ。
授業の進め方・方法:
課題の回路を作製する形式で行う,作業中は他のメンバーと協力して取り組むこと
注意点:
・ 作業には作業服を着用し,身の回りの整理整頓に努めること
・ 作業中は,担当教員の注意をよく聞き,教員の指導のもとで作業を行うこと
・ 電気・電子系科目の基礎的事項に対する知識を有していること
・ コンピュータの基本的な手法を理解していること

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 回路パターン設計とは何か説明できる
2週 Eagleの概要説明、インストール Eagleのインストールと基本設定ができる
3週 Eagleの使用方法説明 Eagleの使用方法の概略を説明できる
4週 Eagleによる回路図の作成 Eagleを用いて回路図の作成ができる
5週 Eagleによる基板パターンの作成 Eagleを用いて基板パターンの作成ができる
6週 基板パターンの印刷 作成した基板パターンの印刷ができる
7週 基板パターンの感光基板への焼き付け 基板パターンの感光基板への焼き付けができる
8週 感光基板の現像 感光基板の現像ができる
2ndQ
9週 感光基板のエッチング 感光基板のエッチング処理ができる
10週 基板の穴あけ処理1 基板への素子用穴をあけることができる
11週 基板の穴あけ処理2 基板へのIC用穴をあけることができる
12週 はんだ付け処理 基板への素子のはんだ付けができる
13週 動作チェック マルチメータ、オシロスコープなどを使用して回路が正常に動作するかチェックできる
14週 不具合修正 回路の不具合を見つけ、修正、再チェックできる
15週 レポート作成
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00020800100
基礎的能力0000000
専門的能力0001080090
分野横断的能力000100010