概要:
オブジェクト指向言語であるJAVA言語を用いて、プログラミングに関する基礎的な内容から、実践的内容までをカバーする。特にオブジェクト指向に関する概念を理解し講義で使用するオブジェクト指向言語以外にも通用する知識と理解レベルを育成する。
授業の進め方・方法:
・ 授業は講義+演習形式で行う、講義中は集中して聴講し、演習中は演習に集中すること
・ 毎週レポート課題を課すので、期限に遅れず提出すること
注意点:
・ 予習復習を実施しなければ十分に理解できないため、自宅のパソコンにも統合開発環境を導入すること
・ 電子メールやLMS(Moodle)を用いた連絡を適宜行うため、スマートフォンやタブレットの操作に慣れること
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
変数・データ型・演算子の基礎 |
変数とデータ型の概念を説明できる。 代入や演算子の概念を理解し、式を記述できる。
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2週 |
制御構造とメソッド |
if文for文等の制御構造を用いてプログラムを作成できる。 メソッドについて理解し、メソッドを使用することができる。
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3週 |
クラスの基礎 |
クラスとオブジェクト(インスタンス)を理解・説明し、実際にクラスを使用したプログラムを作成できる。
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4週 |
インターフェースの基礎 |
インターフェースを理解し説明でき、インターフェースを使用したプログラムを作成できる。
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5週 |
データ構造の基礎 |
リスト構造、スタック、キューなどの基本的なデータ構造の概念と操作を説明できる。
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6週 |
アルゴリズムの基礎 |
ソーティング等の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを理解している。
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7週 |
システム開発プロセスの基礎 |
ユーザの要求に従ってシステム設計を行うプロセスを説明することができる。
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8週 |
後期中間試験 |
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4thQ |
9週 |
情報通信の基礎1 |
ローカルエリアネットワークの概念を説明できる。 インターネットの概念を説明できる。
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10週 |
情報通信の基礎2 |
プロトコルの概念を説明できる。 TCP/IPの4階層について、各層の役割を説明でき、各層に関係する具体的かつ標準的な規約や技術を説明できる。
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11週 |
バイトデータの送受信(TCP通信) |
TCP通信を用いて実践的な送受信プログラムを作成できる。
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12週 |
バイトデータの送受信(UDP通信) |
UDP通信を用いてバイトデータの送受信を行える。
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13週 |
文字データの送受信(TCP,UDP通信) |
UDP通信を用いて文字データの送受信を行える。
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14週 |
クライアント要求への返信(TCP,UDP通信) |
UDP通信を用いて実践的な送受信プログラムを作成できる。
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15週 |
ネットワークプログラミングの応用 |
マルチキャスト通信を用いてバイトデータの送受信を行える。
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16週 |
試験返却 |
間違えた問題を正しく解くことができる
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | プログラミング | 変数とデータ型の概念を説明できる。 | 2 | 後1 |
代入や演算子の概念を理解し、式を記述できる。 | 3 | 後1 |
制御構造の概念を理解し、条件分岐や反復処理を記述できる。 | 3 | 後3 |
プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。 | 3 | |
与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。 | 3 | |
ソフトウェア生成に必要なツールを使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 3 | |
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを設計できる。 | 3 | |
ソフトウェア | アルゴリズムの概念を説明できる。 | 2 | |
与えられたアルゴリズムが問題を解決していく過程を説明できる。 | 3 | |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを説明できる。 | 2 | |
時間計算量や領域計算量などによってアルゴリズムを比較・評価できることを理解している。 | 2 | |
整列、探索など、基本的なアルゴリズムについて説明できる。 | 3 | |
コンピュータ内部でデータを表現する方法(データ構造)にはバリエーションがあることを説明できる。 | 2 | |
同一の問題に対し、選択したデータ構造によってアルゴリズムが変化しうることを説明できる。 | 2 | |
リスト構造、スタック、キュー、木構造などの基本的なデータ構造の概念と操作を説明できる。 | 2 | |
ソフトウェアを中心としたシステム開発のプロセスを説明できる。 | 2 | |
コンピュータシステム | システム設計には、要求される機能をハードウェアとソフトウェアでどのように実現するかなどの要求の振り分けやシステム構成の決定が含まれることを説明できる。 | 2 | |
ユーザの要求に従ってシステム設計を行うプロセスを説明することができる。 | 3 | 後7 |
プロジェクト管理の必要性について説明できる。 | 3 | |
情報通信ネットワーク | プロトコルの概念を説明できる。 | 2 | 後9 |
プロトコルの階層化の概念や利点を説明できる。 | 2 | |
ローカルエリアネットワークの概念を説明できる。 | 2 | 後3 |
インターネットの概念を説明できる。 | 2 | |
TCP/IPの4階層について、各層の役割を説明でき、各層に関係する具体的かつ標準的な規約や技術を説明できる。 | 2 | 後10 |
主要なサーバの構築方法を説明できる。 | 2 | |
情報通信ネットワークを利用したアプリケーションの作成方法を説明できる。 | 2 | |