工業英語

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 工業英語
科目番号 1064 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 制御情報工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 工学英語Ⅰ
担当教員 伊藤 立治

到達目標

・実用的な速度で工学英語を読める
・工学英語に関する英文での質問に英語で正しく答えられる
・工学英語に関する英作文ができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1実用的な工学英語の文を読める基本的な工学英語の文を読める基本的な工学英語の文を読めない
評価項目2実用的なレベルの英文での質問に答えられる基本的な英文での質問に答えられる基本的な英文での質問に答えられない
評価項目3実用的な工学英語に関する英作文ができる 基本的な工学英語に関する英作文ができる基本的な工学英語に関する英作文ができない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (B2) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (C3) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
基本的な工学共通英語を学ぶ。
企業での技術的な仕事に英語が必要であることを理解するため、エンジニアを講師として招き、実用的な英語を学ぶ機会とする。
授業の進め方・方法:
・授業は講義形式で英語で行う。教科書の例文には多くの和訳がついているので、英語での説明を理解できない場合は、それを参考にすること。
・説明は口頭(英語)で行うが、同時に図や説明の英文を黒板に書くのでノートをとること。
注意点:
・英文多読の経験を前提とした授業であるので、実用的な速度で英語を理解するよう努めること。
・多読の実践状況も成績に加味するので、教科書の勉強以外にも、図書館で多読用図書を借りて読む努力をすること。(毎週読書量を確認)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 授業方法、成績評価、多読の必要性を説明できる
2週 直線、角、曲線 直線、角、曲線などの表現を使える
3週 三角形、四角形、円、楕円 三角形、四角形、円、楕円などの表現を使える
4週 ピラミッド、立方体、らせん ピラミッド、立方体、らせんなどの表現を使える
5週 実務英語1 企業で使われている英語の表現を使える
6週 傷、割れ、孔 傷、割れ、孔などの表現を使える
7週 車輪、状態、相 車輪、状態、相などの表現を使える
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 組成、乾燥、湿気 組成、乾燥、湿気などの表現を使える
10週 金属、半導体、絶縁体、細かい、粗い 金属、半導体、絶縁体、細かい、粗いなどの表現を使える
11週 薄膜、小球、寸法 薄膜、小球、寸法などの表現を使える
12週 長さ・重さ・角度の測定 長さ・重さ・角度の測定などの表現を使える
13週 空間における位置関係 空間における位置関係の表現が使える
14週 実務英語2 企業で使われている英語の表現を使える
15週 破損、傷、疲労、過労 破損、傷、疲労、過労などの表現が使える
16週
後期
3rdQ
1週 洞穴、空洞、硬い 洞穴、空洞、硬いなどの表現を使える
2週 敏感な、愚直な、宿題、成績 敏感な、愚直な、宿題、成績などの表現が使える
3週 自動車、石油、家族 自動車、石油、家族などの表現が使える
4週 動き、方向 動き、方向などの表現が使える
5週 効果、現象、色、明るさ 効果、現象、色、明るさなどの表現が使える
6週 電気炉、磁界、構成 電気炉、磁界、構成などの表現を使える
7週 組立、カバーされた 組立、カバーされたなどの表現を使える
8週 後期中間試験
4thQ
9週 管継手、数、量 管継手、数、量などの表現を使える
10週 解析、合成、変化 解析、合成、変化などの表現を使える
11週 実務英語3 企業で使われている英語の表現を使える
12週 観察、検査、近似的 観察、検査、近似的などの表現を使える
13週 重い、密度、事象の時間関係 重い、密度、事象の時間関係などの表現を使える
14週 数学に関する符号や記号 数学に関する符号や記号を正しく読める
15週 試験の解答・解説
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合700010200100
基礎的能力2500510040
専門的能力4500510060
分野横断的能力0000000