キャリアデザイン2

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 キャリアデザイン2
科目番号 1164 科目区分 専門 / 必修
授業形態 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 制御情報工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 学生のためのキャリア形成と就職成功へのステップ 実教出版
担当教員 溝口 卓哉

到達目標

1.自分のキャリアパスを考えるための企業調査、職種調査、地域調査等ができる。
2.受験する企業、職種を決定し就職、進学に備えた準備の仕方を学ぶことができる。
3.自らの意見を正しく発信するための文書作成、プレゼンテーション、意見交換ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1自分のキャリアパスを考えるための企業調査、職種調査、地域調査等が自らの希望通りにできる。自分のキャリアパスを考えるための企業調査、職種調査、地域調査等が指導の元でできる。自分のキャリアパスを考えるための企業調査、職種調査、地域調査等ができない。
評価項目2受験する企業、職種を決定し就職、進学に備えた準備の仕方を自ら学ぶことができる。受験する企業、職種を決定し就職、進学に備えた準備の仕方を指示通りに学ぶことができる。受験する企業、職種を決定し就職、進学に備えた準備の仕方を学ぶことができない。
評価項目3自らの意見を正しく発信するための文書作成、プレゼンテーション、意見交換が指摘事項なしにできる。自らの意見を正しく発信するための文書作成、プレゼンテーション、意見交換が簡易的にできる。自らの意見を正しく発信するための文書作成、プレゼンテーション、意見交換ができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (B1) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (B5) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
自分のキャリアパスを考えるうえで、夏休みに実施するインターンシップに備えて、企業調査を行っていく。インターンシップ終了後には、受験する企業、職種を決定し就職、進学に備えた準備の仕方を学ぶ。具体的には、履歴書の書き方や、志望動機等について表現できるようにする。
授業の進め方・方法:
講義、チェックシート作成等を実施しながら授業を進める。
注意点:
授業を真面目に聞くこと。
課題や提出物は、期限を守って必ず提出すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 キャリアデザイン2について 授業の目的を理解する。
2週 21世紀企業が求める人材像
仕事選びのための自己分析
仕事選びのための自己分析ができる。
3週 学生生活の総括
アイドマ理論
学生生活の総括ができ
アイドマ理論を説明できる。
4週 就職成功の公式
自分に適する会社を知る
就職成功の公式と
自分に適する会社を説明できる。
5週 企業への志望理由の整理 企業への志望理由の整理し説明できる。
6週 インターンシップへの参加(1) インターンシップへの参加に何が必要か説明できる。
7週 インターンシップへの参加(2) インターンシップへの参加に何が必要か説明できる。
8週 企業の採用活動 企業の採用活動の概要を説明できる。
2ndQ
9週 就職活動の計画 就職活動の計画を作成できる。
10週 応募書類の作成 応募書類の作成の基本を説明できる。
11週 履歴書の作成 履歴書を正しく作成できる。
12週 身上書の作成 身上書を正しく作成できる。
13週 会社説明会 会社説明会における注意点を説明できる。
14週 OB・OG訪問 OB・OG訪問の意義を説明できる。
15週 エントリーシートとその対策(1) 効果的なエントリーシートを作成できる。
16週 エントリーシートとその対策(2) 効果的なエントリーシートを作成できる。
後期
3rdQ
1週 作文・小論文 効果的な作文・小論文が書ける。
2週 一般常識 一般常識試験対策に必要なことが説明できる。
3週 SPI(1) 実例から必要な対策を説明できる。
4週 SPI(2) 実例から必要な対策を説明できる。
5週 SPI(3) 実例から必要な対策を説明できる。
6週 SPI(4) 実例から必要な対策を説明できる。
7週 SPI(5) 実例から必要な対策を説明できる。
8週 面接対策(1) 面接対策で何が必要か説明できる。
4thQ
9週 面接対策(2) 面接対策で何が必要か説明できる。
10週 面接対策(3) 面接対策で何が必要か説明できる。
11週 面接対策(4) 面接対策で何が必要か説明できる。
12週 面接対策(5) 面接対策で何が必要か説明できる。
13週 内定とその対応 内定後の正しい対応を説明できる。
14週 転職と退職(1) 社会の流動化と転職・退職の関係を説明できる。
15週 転職と退職(2) 社会の流動化と転職・退職の関係を説明できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。3
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。3
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。3
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。3
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。3
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。3
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。3
工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史説明責任、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できる。3
現代社会の具体的な諸問題を題材に、自ら専門とする工学分野に関連させ、技術者倫理観に基づいて、取るべきふさわしい行動を説明できる。3
技術者倫理が必要とされる社会的背景や重要性を認識している。3
社会における技術者の役割と責任を説明できる。3
国際社会における技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。3
過疎化、少子化など地方が抱える問題について認識し、地域社会に貢献するために科学技術が果たせる役割について説明できる。3
専門的能力分野別の専門工学電気・電子系分野電気回路オームの法則を説明し、電流・電圧・抵抗の計算ができる。3
キルヒホッフの法則を用いて、直流回路の計算ができる。3
電磁気電荷及びクーロンの法則を説明でき、点電荷に働く力等を計算できる。3
電界、電位、電気力線、電束を説明でき、これらを用いた計算ができる。3
ガウスの法則を説明でき、電界の計算に用いることができる。3
静電容量を説明でき、平行平板コンデンサ等の静電容量を計算できる。3
コンデンサの直列接続、並列接続を説明し、その合成静電容量を計算できる。3
静電エネルギーを説明できる。3
電磁誘導を説明でき、誘導起電力を計算できる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能他者の意見を聞き合意形成することができる。3
合意形成のために会話を成立させることができる。3
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3
複数の情報を整理・構造化できる。3
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。3
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3
事実をもとに論理や考察を展開できる。3
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3
目標の実現に向けて計画ができる。3
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3
法令やルールを遵守した行動をとれる。3
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。3
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。3
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。3
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。3
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。3
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。3
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。3
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。3
企業には社会的責任があることを認識している。3
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。3
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。3
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。3
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。3
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。3
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3

評価割合

試験発表態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0010900100
基礎的能力000000
専門的能力0010900100
分野横断的能力000000