到達目標
1.近世文学史を概観し、近世文学に関する知見を深める。 2.三重県出身の近世文学者に関する知見をもつ。 3.松尾芭蕉の『奧の細道』を読み解く。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 近世文学史を概観し、近世文学の特徴を捉えることができる。 | 近世文学史を概観できる。 | 近世文学史を概観できない。 |
評価項目2 | 三重県出身の近世文学者について、特徴を挙げ説明できる。 | 三重県出身の近世文学者について説明できる。 | 三重県出身の近世文学者について説明できない。 |
評価項目3 | 『奧の細道』について、興味・関心をもって読み解くことができる。 | 『奧の細道』について、読み解くことができる。 | 『奧の細道』について、読み解くことができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
4年生後期の半期講義ではあるが、特に松尾芭蕉の『奧の細道』を読み解くなかで、芭蕉の人生観に触れ、俳諧への興味・関心に繋げたい。
授業の進め方・方法:
①授業で用いる教材は、随時、プリントを準備するが、『国語便覧』も活用しながら授業を進めるので、常に準備すること。②特に松尾芭蕉は近世を代表する文学者の一人でもあり、三重県民としては、忘れてはならない文学者である。したがって、芭蕉の思いに触れながら、机上での「前途三千里への旅」に同行したい。
注意点:
①授業中は学習に集中して取り組むこと。日々の授業態度が評価割合の「態度」として位置づけてある。②与えられた課題は提出期限を厳守する。提出物については評価割合の「ポートフォリオ」として位置づけてある。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス 近世文学史① |
授業の取り組み方、諸注意などの説明を受ける。 近世文学史を概観し、近世文学に興味・関心をもつことができる。
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2週 |
近世文学史② |
近世文学史を概観し、三重出身の文学者にアプローチし、興味・関心をもつことができる。
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3週 |
近世文学① |
三重県出身の文学者、松尾芭蕉の『奧の細道』について概観し、読み解く興味をもつことができる。
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4週 |
近世文学② |
『奧の細道』①を読み解くことができる。
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5週 |
近世文学③ |
『奧の細道』②を読み解くことができる。
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6週 |
近世文学④ |
『奧の細道』③を読み解くことができる。
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7週 |
前期中間試験 |
問題の指示に従って、正しい解答を作成する。
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8週 |
試験の解答解説 |
試験問題についで、正しい解答の導き方を確認する。
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4thQ |
9週 |
近世文学⑤ |
『奧の細道』④を読み解くことができる。
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10週 |
近世文学⑥ |
『奧の細道』⑤を読み解くことができる。
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11週 |
近世文学⑦ |
『奧の細道』⑥を読み解くことができる。
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12週 |
近世文学⑧ |
『奧の細道』⑦を読み解くことができる。
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13週 |
近世文学⑨ |
『奧の細道』⑧を読み解くことができる。
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14週 |
近世文学⑩ |
『奧の細道』⑨を読み解くことができる。
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15週 |
前期期末試験 |
問題の指示に従って、正しい解答を作成する。
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16週 |
試験の解答解説 |
試験問題について、正しい解答の導き方を確認する。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 0 | 0 | 20 | 20 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 0 | 0 | 20 | 20 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |