基礎数学2

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 基礎数学2
科目番号 21104 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報機械システム工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 4
教科書/教材 河東 : 『基礎数学』  数理工学社 / 河東 : 『基礎数学問題集』 数理工学社
担当教員 田中 秀幸

到達目標

1. 1次及び2次の方程式・不等式に関する基本的な問題を解くことができる。
2. 高次方程式に関する基本的な問題を解くことができる。
3. 2次関数に関する基本的な問題を解くことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目11次及び2次の方程式・不等式に関する応用的な問題を解くことができる。1次及び2次の方程式・不等式に関する基本的な問題を解くことができる。1次及び2次の方程式・不等式に関する基本的な問題を解くことができない。
評価項目2高次方程式に関する応用的な問題を解くことができる。高次方程式に関する基本的な問題を解くことができる。高次方程式に関する基本的な問題を解くことができない。
評価項目32次関数に関する応用的な問題を解くことができる。 2次関数に関する基本的な問題を解くことができる。 2次関数に関する基本的な問題を解くことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
方程式や不等式に関する基本的な事項と、2次関数のグラフやその簡単な応用について学ぶ。
授業の進め方・方法:
授業は主として講義形式で行うが、適宜問題演習の時間をとることがある。
注意点:
基礎数学2は、高等専門学校でこれから学んでいく数学や専門科目の基礎となる科目であり、学習内容をしっかりと身につけることが望まれる。そのため、授業の復習と、自発的な問題演習に取り組むよう心掛けること。
また、授業時間等を利用してCBTを実施することがある。実施した場合、その成績をポートフォリオ等の一部に反映させることがある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
2次方程式の解の公式
授業の目標や進め方、成績評価の方法について知る。
解の公式を利用して2次方程式を解くことができる。
2週 複素数の演算
連立方程式
複素数の四則演算ができる。
基本的な連立方程式(1次と2次)を解くことができる。
3週 1次不等式と2次不等式 1次不等式と1元連立1次不等式を解くことができる。
4週 2次不等式
基本的な2次不等式を解くことができる。
5週 恒等式 基本的な恒等式の問題を解くことができる。
6週 高次方程式 因数分解を利用して、基本的な高次方程式を解くことができる。
7週 中間試験
8週 試験返却・解答
4thQ
9週 関数とグラフ 関数とグラフの基本事項(逆関数を含む)について理解する。
10週 2次関数の標準形 平方完成によって2次関数を標準形に直すことができる。
11週 2次関数のグラフ 2次関数のグラフをかくことができる。
12週 2次関数のグラフの方程式への応用 2次方程式への基本的な応用ができる。
13週 2次関数のグラフの不等式への応用 2次不等式への基本的な応用ができる。
14週 2次関数の最大値と最小値 グラフを利用して、2次関数の最大値・最小値を求めることができる。
15週 期末試験
16週 試験返却・解答

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学複素数の相等を理解し、その加減乗除の計算ができる。2後2
解の公式等を利用して、2次方程式を解くことができる。2後1
因数定理等を利用して、基本的な高次方程式を解くことができる。2後6
簡単な連立方程式を解くことができる。2後2
1次不等式や2次不等式を解くことができる。2後3,後4
恒等式と方程式の違いを区別できる。2後5
2次関数の性質を理解し、グラフをかくことができ、最大値・最小値を求めることができる。2後10,後11,後14
簡単な場合について、関数の逆関数を求め、そのグラフをかくことができる。2後9

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力70000300100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000