English Communication1

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 English Communication1
科目番号 21111 科目区分 一般 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報機械システム工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 Vivid English Communication Ⅰ(第一学習社)『Vivid English Communication I Workbook』 (第一学習社)、『ワードマイスター英単語熟語1700』 (第一学習社)、『ワードマイスター英単語熟語1700 Workbook ①』(第一学習社)、『エースクラウン英和辞典第3版』(三省堂)
担当教員 枦山 剛

到達目標

・簡単な英語で書かれた比較的短い文章を直読直解できる。
・英語での指示や質問の内容を理解できる。
・基本的な構文を理解し、それを用いて簡単な英文を書ける。
・決まったフレーズを用いて、自己紹介や簡単な会話ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1簡単な英語で書かれた比較的短い文章を正確に直読直解できる。 簡単な英語で書かれた比較的短い文章を直読直解できる。 簡単な英語で書かれた比較的短い文章であっても直読直解できない。
評価項目2英語での指示や質問の内容を正確に理解できる。英語での指示や質問の内容を理解できる。 英語での指示や質問の内容を正しく、または全く理解できない。
評価項目3基本的な構文を十分に理解し、それを用いて簡単ではあるが正確な英文を書ける。基本的な構文を理解し、それを用いて簡単な英文を書ける。 基本的な構文を理解できない。それを用いて簡単な英文も書けない。
評価項目4決まったフレーズを用いて、自己紹介や簡単な会話がスムーズにできる。決まったフレーズを用いて、自己紹介や簡単な会話ができる。決まったフレーズを用いても、自己紹介や簡単な会話ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
EC1は週4時間、2単位の半期授業である。
到達目標を目指して、①コミュニケーションへの関心・意欲・態度、②外国語表現の能力、③外国語理解の能力、④言語や文化についての知識、理解などを高める授業を行なう。
教科書『VISTA English Communication I』(三省堂)と並行しながら『コーパス1800』(東京書籍)も使用する。
授業の進め方・方法:
1 授業は講義が中心となる。
2 各レッスンの扉の写真を見ながら、本文の内容について簡単なやり取りをする。
3 新出単語や連語についての発音と意味を確認する。
4 扱われている文法事項を確認、理解し、本文理解の助けとする。
5 本文の音声を聞き、音読練習を様々なやり方で行なう。
6 本文を訳読し、その内容に関する設問に答える。
7 課末の文法を中心とした練習問題を行ない知識を定着させ、会話表現を利用しながら表現活動を行なう。
8 ワークブックを利用し、レッスン全体の復習を行なう。
注意点:
1 副教材は『Vivid English Communication I Workbook』 (第一学習社)、『ワードマイスター英単語熟語1700』 (第一学習社)、『ワードマイスター英単語熟語1700 Workbook ①』(第一学習社)、『エースクラウン英和辞典第3版』(三省堂)である。『ワードマイスター英単語熟語1700』 の進み方については、授業中で指示する。
2 1回目の授業時に、入学前の課題テキストを提出する。後日、確認テストを行なう。
3 提出物は、期日を厳守のこと。そうでない場合は減点対象となる。
4 予習と復習は必須であり、指名された際には答えることができるような姿勢で授業に臨むこと。
5 評価割合は、試験60、ポートフォリオ(小テストを含む)30、態度10である。「ポートフォリオ」には、ノート、ワークブック、課題及び小テスト(『ワードマイスター1700』の確認テスト、入学前課題の確認テスト、スタディサポートの英語の試験)の得点などが含まれる。なお、小テストや提出物が1つでもかけた場合、ポートフォリオは0点となる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
入学前課題の提出と確認
Lesson 1 You Can Do Something for the Olympics
英語授業を受けるにあたって必要な事柄を理解し、準備できる。
入学前課題を解答し、提出できる。
英語のアルファベットを使って単語を正確に書き、発音できる。日本でのオリンピックの歴史や,古代オリンピックと近代オリンピックの違いを読み取らせる。
・オリンピックの成功のために,生徒自身ができることについて自ら考えさせる。
・オリンピック選手について,自分の意見を発表させる。
2週 Lesson 1 You Can Do Something for the Olympics
助動詞(can,may,must),未来(will,be going to)を理解し,文を作ることができる。
3週 Lesson 2 Stories behind Names ・名前の重要性と名前のもつ意味について読み取らせる。
・登場人物や同級生の名前の由来について,自ら考えさせる。
・自分や同級生のプロフィールを発表させる。


4週 Lesson 2 Stories behind Names 進行形(現在・過去),不定詞の3用法,S+V+O(=that-節)を理解し,文を作ることができる。

5週 Lesson 3 Look Cool on Your Streets ・日本のストリートファッションと海外での反応について読み取らせる。
・自国の情報を海外に発信することの意義について考えさせる。
・ファッションに対する自分の考えを発表させる。
6週 Lesson 3 Look Cool on Your Streets
 
動名詞,現在完了形,受け身(現在・過去)を理解し,文を作ることができる。
7週 Lesson 3 Look Cool on Your Streets これまで学んだ項目を理解し,文を作ることができる。
8週
Lesson 4 Our Actions Can Make Electricity

・エネルギー発電の問題点と速水浩平さんが提案する発電方法について読み取らせる。
・従来の発電方法の利点や欠点,速水さんの発電方法がどう優れているのかを自ら考えさせる。
・考えられる発電方法のアイディアを発表させる。
2ndQ
9週 Lesson 4 Our Actions Can Make Electricity
比較,S+V+O+to-不定詞,疑問詞+to-不定詞を理解し,文を作ることができる。
10週 Focus on Grammar ① 時制(現在・過去・未来/現在進行形・過去進行形),助動詞(can,may,must)を理解し,文を作ることができる。
11週 Focus on Grammar ② 準動詞(to-不定詞,動名詞,疑問詞+to-不定詞,S+V(want,tell,askなど)+O+to-不定詞)を理解し,文を作ることができる。
12週 Lesson5 Laughter is the Best Medicine ・笑いが健康に好影響をもたらすことについて読み取らせる。
・笑いの効用について,自ら考えさせる。
・健康によいことについて,自分の意見を発表させる
13週 Lesson5 Laughter is the Best Medicine 現在分詞,過去分詞,関係代名詞(主格)を理解できる
14週 Lesson5 Laughter is the Best Medicine 現在分詞,過去分詞,関係代名詞(主格)を理解し,文を作ることができる
15週 期末試験
16週 試験返却、解答
夏休みの課題についての説明
誤答を訂正できる。
夏休みの課題についての説明を理解できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。1
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。1
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。1
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。1
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。1
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。1
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。1
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。1
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。1
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。1
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。1
英語運用能力向上のための学習実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。1
工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。1
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。1
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。1
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。1
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。1
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。1
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。1
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。1

評価割合

試験ポートフォリオ態度合計
総合評価割合40600000100
基礎的能力40600000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000