概要:
技術者の初級教育として簡易的な実験を通じて、グループによる実験、報告書の作成、プレゼンテーションを行う。
基本的なコンピュータの仕組みや基本的な知識を学ぶとともに、一般的なパソコン、ワープロ、表計算などの学科に必修の操作方法を習得する。
授業の進め方・方法:
・ 授業は講義+課題形式で行う。講義には積極的に参加し、分からないときはすぐに質問することを心がけること。
・ レポートや課題は、期限に遅れず提出できるよう準備すること。
・ タイピングは設定した基準を満たすこと。
注意点:
・すべての専門科目や実験に必要な技術やスキルを学習するため、そのことを常に意識し取り組むこと。
・ 演習(発表の準備、レポート作成作業など)は、授業時間内に完成しない場合も多いため、空き時間等を活用し効率よく作業を行うこと。
・中間・期末試験の約15%はITパスポート試験の内容に関して出題するため、日ごろから自主学習に励むこと。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス(授業概要、ITパスポート試験) コンピュータの基本要素、タイピング、メール、Web検索 |
コンピュータの基本操作ができる。 コンピュータの基本要素が説明できる。
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2週 |
オフィスソフト(Word、Excel PowerPoint)の使い方 課題実験1(計画書作成) |
オフィスソフトの基本操作ができる。 課題実験の計画書が作成できる。
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3週 |
レポートの書きかた 課題実験1(実験とデータのまとめ) |
レポートの書きかたが説明できる。 グループで実験を行い、結果をまとめることができる。
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4週 |
有効数字 課題実験1(発表資料作成) |
有効数字の考え方を説明でき、有効数字を用いた簡単な計算ができる。 プレゼンテーション発表資料を作成できる。
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5週 |
課題実験1(プレゼンテーション前半) |
プレゼンテーションを行い、結果を伝えることができる。
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6週 |
課題実験1(プレゼンテーション後半) |
プレゼンテーションを行い、結果を伝えることができる。
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7週 |
中間試験 |
中間試験
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8週 |
中間試験の解答説明とレポートの作成(課題実験1) 課題実験2(計画書作成) |
試験での問題が解ける。レポート作成ができる。 課題実験の計画書が作成できる。
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2ndQ |
9週 |
基数変換1 課題実験2(実験とデータのまとめ) |
基数変換ができる。 グループで実験を行い、結果をまとめることができる。
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10週 |
基数変換2 課題実験2(発表資料作成) |
2進数の負数や小数をを扱うことができる。 グループでポスター発表資料を作成できる。
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11週 |
課題実験2(ポスター発表) |
ポスターでの発表を行い、質疑に対応することができる。
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12週 |
htmlによるホームページ作成 課題実験3(計画書作成)
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htmlを用いて簡単なホームページを作成できる。 課題実験の計画書が作成できる。
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13週 |
論理式1 課題実験3(実験とデータのまとめ) |
基本的な論理素子の論理式、真理値表が説明できる。 グループで実験を行い、結果をまとめることができる。
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14週 |
論理式2 課題実験3(発表資料作成) |
真理値表と論理式、論理回路の相互変換ができる。 プレゼンテーション発表資料を作成できる。
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15週 |
期末試験 |
期末試験
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16週 |
期末試験の解答説明 課題実験3(htmlによるプレゼンテーション) |
期末試験で解けなかった問題が解ける。 Webによるプレゼンテーションができる。
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。 | 1 | |
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。 | 2 | |
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。 | 2 | |
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。 | 2 | |
実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。 | 2 | |
実験の考察などに必要な文献、参考資料などを収集できる。 | 2 | |
実験・実習を安全性や禁止事項など配慮して実践できる。 | 2 | |
個人・複数名での実験・実習であっても役割を意識して主体的に取り組むことができる。 | 2 | |
共同実験における基本的ルールを把握し、実践できる。 | 2 | |
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。 | 2 | |
情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 2 | |
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 2 | |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 2 | |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 2 | |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 1 | |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 1 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 1 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 1 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 1 | |
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。 | 1 | |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 1 | |
他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 1 | |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 1 | |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 1 | |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 2 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 2 | |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 1 | |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 1 | |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 1 | |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 2 | |
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる | 2 | |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 1 | |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 2 | |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 2 | |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 2 | |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 2 | |
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。 | 1 | |
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。 | 2 | |
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている | 1 | |
法令やルールを遵守した行動をとれる。 | 2 | |
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。 | 2 | |
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。 | 2 | |