概要:
・情報工学を学ぶ上で必要なコンピュータの取り扱いについて実習を行う。
・C言語を用いたプログラミングを取り扱う。統合開発環境としてMicrosoftのVisual Studioを利用する。
・連接、分岐、反復処理による構造化プログラミングを修得する。
授業の進め方・方法:
・授業は、オリジナルの電子教材を活用し、講義+演習形式で行う、講義は集中して聴講すること
・4人程度のグループに分かれ、演習時間にはグループ内の議論を通じて、お互いの理解を深めあう
・質問は、授業時間のほか、オフィスアワー、チャットツールで受け付ける。また、理解不足の学生には補習を行うので参加すること
注意点:
・ タッチタイピング、Officeツールなど、パーソナルコンピュータの使い方に習熟すること
・ 電子メールやグループウエアを用いた連絡を適宜行うため、スマートフォンやタブレットを積極的に活用すること
・ 予習復習課題は、締め切り期限までに提出すること
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | 実数・絶対値の意味を理解し、絶対値の簡単な計算ができる。 | 3 | 前9 |
累乗根の意味を理解し、指数法則を拡張し、計算に利用することができる。 | 3 | 後10 |
総和記号を用いた簡単な数列の和を求めることができる。 | 3 | 後2 |
工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 2 | 前1 |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 1 | 前7,前12,前15 |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 2 | 前7,前9,前15 |
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。 | 2 | 前7,前9,前15 |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 1 | 前1,前7 |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 1 | 前1,前7 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 1 | 前1,前7 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 1 | 前1,前7 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | プログラミング | 代入や演算子の概念を理解し、式を記述できる。 | 2 | 前2,前6 |
プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。 | 2 | 後9,後10,後11,後12,後13 |
変数の概念を説明できる。 | 2 | 前4 |
データ型の概念を説明できる。 | 2 | 前4 |
制御構造の概念を理解し、条件分岐を記述できる。 | 2 | 前9,前10,前11,前12,前13 |
制御構造の概念を理解し、反復処理を記述できる。 | 2 | 後1,後2,後3,後4 |
与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。 | 2 | 前14,前15 |
ソフトウェア生成に必要なツールを使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 2 | 前14,前15 |
与えられたソースプログラムを解析し、プログラムの動作を予測することができる。 | 2 | 前15,後8,後15 |
ソフトウェア開発に利用する標準的なツールの種類と機能を説明できる。 | 1 | 前1 |
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを設計できる。 | 2 | 後14,後15 |
要求仕様に従って、いずれかの手法により動作するプログラムを設計することができる。 | 2 | 後14 |
要求仕様に従って、いずれかの手法により動作するプログラムを実装することができる。 | 2 | 後14 |
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを実装できる。 | 2 | 後14 |
ソフトウェア | アルゴリズムの概念を説明できる。 | 2 | 前7 |
与えられたアルゴリズムが問題を解決していく過程を説明できる。 | 2 | 前7,前15,後14,後15 |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを説明できる。 | 1 | 前7,前15,後14,後15 |
システムプログラム | コンパイラの役割と仕組みについて説明できる。 | 1 | 前2,前7 |
その他の学習内容 | 少なくとも一つの具体的なコンピュータシステムについて、起動・終了やファイル操作など、基本的操作が行える。 | 2 | 前1 |
少なくとも一つの具体的なオフィススイート等を使って、文書作成や図表作成ができ、報告書やプレゼンテーション資料を作成できる。 | 2 | 前16 |
少なくとも一つのメールツールとWebブラウザを使って、メールの送受信とWebブラウジングを行うことができる。 | 2 | 前1 |
分野別の工学実験・実習能力 | 情報系分野【実験・実習能力】 | 情報系【実験・実習】 | 与えられた問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを、標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できる。 | 2 | 前15 |
ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 2 | 前15 |
ソフトウェア開発の現場において標準的とされるツールを使い、生成したロードモジュールの動作を確認できる。 | 2 | 前15 |
フローチャートなどを用いて、作成するプログラムの設計図を作成することができる。 | 1 | 前15 |
問題を解決するために、与えられたアルゴリズムを用いてソースプログラムを記述し、得られた実行結果を確認できる。 | 2 | 前15 |
標準的な開発ツールを用いてプログラミングするための開発環境構築ができる。 | 2 | 前15 |
要求仕様にあったソフトウェア(アプリケーション)を構築するために必要なツールや開発環境を構築することができる。 | 2 | 前15 |
要求仕様に従って標準的な手法によりプログラムを設計し、適切な実行結果を得ることができる。 | 2 | 前15 |