材料学

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 材料学
科目番号 23206 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報機械システム工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 図解 機械材料 (電気代出版局)
担当教員 守山 徹

到達目標

1.機械材料の結晶構造や機械材料に求められる性質を説明できる。
2.材料の機械的性質を説明でき、試験方法についても説明できる。
3.各種非鉄金属の特徴を説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1機械材料の結晶構造や機械材料に求められる性質を説明でき、実際の機械部品に応用できる。機械材料の結晶構造や機械材料に求められる性質を説明できる。機械材料の結晶構造や機械材料に求められる性質を説明できない。
評価項目2金属材料の試験方法を説明でき、測定数値を取り扱うことができる。金属材料の試験方法を説明できる。金属材料の試験方法を説明できない。
評価項目3非金属材料、複合材料、機能性材料それぞれの性質と用途を説明でき、設計で的確な材質を選択できる。非金属材料、複合材料、機能性材料それぞれの性質と用途を説明できる。非金属材料、複合材料、機能性材料それぞれの性質と用途を説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
概要:
・金属材料を中心に、その種類、処理技術について学習する。
・機械材料の基礎的な知識を身につけ、機械の設計・製作に必要な材料の選択、取扱い能力を養うことを目標とする。
授業の進め方・方法:
授業の進め方と授業内容・方法:
・授業は講義+グループ演習形式で行う。集中して聴講し、グループワークでは積極的に参加すること。
・化学や機械工作法を理解しておくと本科目の理解がしやすい。
注意点:
注意点:
・新聞やニュースを通して製品に使用されている材料について関心を持つこと。
・適宜レポートの提出を求めるので期限は厳守すること。
・成績評価は、定期テスト、レポートより行う。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 材料の結晶構造 結晶の構造、単位格子について説明できる
2週 各単位格子中の原子数、充填率を計算できる
3週 合金の結晶構造と固溶体について説明できる
4週 応力とひずみ 応力-ひずみ線図を説明できる
5週 アルミニウム合金 アルミニウム合金の種類、使用例を説明できる
6週 マグネシウム合金 マグネシウム合金の種類、使用例を説明できる
7週 複合材料 複合材料の種類、使用例を説明できる
8週 中間テスト
4thQ
9週 試験返却・見直し
10週 銅合金 銅合金の種類、使用例を説明できる
11週 チタン合金 チタン合金の種類、使用例を説明できる
12週 粉末冶金 粉末冶金の作り方、使用例を説明できる
13週 低融点金属 低融点材料の特徴、使用例を説明できる
14週 機能性材料 機能性材料の使用例を説明できる
15週 後期期末試験
16週 試験返却・解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000400100
基礎的能力1000010020
専門的能力4000020060
分野横断的能力1000010020