機械加工実習

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 機械加工実習
科目番号 23208 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報機械システム工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 守山 徹,宮崎 孝,林 浩一,亀谷 知宏,攪上 平之介

到達目標

1. Gコードを用いた切削プログラムが作成できる
2. NC工作機械について説明ができる
3. 回路設計用のCADを使って簡単な回路の設計ができる
4. ハードシーケンス制御のための基礎的な回路を構成できる
5. 産業用ロボットのティーチングと位置制御の指令ができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1CNC工作機械を使用する際の各種データを製作できるCNC工作機械を使用する際の各種データを準備できるCNC工作機械を使用する際の各種データを準備できない
評価項目2応用的に実験機器・レポートの操作、作成ができる実験機器・レポートの操作、作成ができる実験機器・レポートの操作、作成ができない
評価項目3回路設計用のCADを使って簡単な回路の設計ができる回路設計用のCADの基本操作ができる回路設計用のCADの基本操作ができない
評価項目4 産業用ロボットやシーケンス制御のための基礎的なシステムを構成できる産業用ロボットやシーケンス制御の基礎的な説明ができる産業用ロボットやシーケンス制御の基礎的な説明ができない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
実際の物・機器に触れ/動かして理解を確実なものにすることで、座学の知識に対する応用力を高める。
授業の進め方・方法:
・以下に示す授業計画は一グループの例であり,クループの編制や実施項目の順序等は年度当初に連絡する
・内容については、変更することがあるので、変更する際はアナウンスする
注意点:
・実験ごとに必要に応じて報告書を課す
・報告書の期限は厳守すること
・実験における報告書は単に提出するだけではなく,必要に応じて担当教員の指導を受けること.内容が不十分な場合,再提出となることがある
・再提出も含め,報告書が提出されない実験がひとつでもあった場合,実験の単位は不可となることがある
・工場を利用する際は、安全靴、ゴーグル、作業服を着用する事

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 全体のガイダンス
2週 CNCデータの作成 CNC工作機器を動かすためのプログラムデータ作成
3週 機械系の実験1 機械系の実験を説明できる
4週 機械系の実験2 機械系の実験を説明できる
5週 マシニング マシニングの原理、動きを説明できる
6週 マシニング マシニングの原理、動きを説明できる
7週 レーザー加工機 レザー加工機の原理、動きを説明できる
8週 レーザー加工機 レザー加工機の原理、動きを説明できる
4thQ
9週 回路設計CAD 回路設計用のCADを使って簡単な回路の設計ができる
10週 回路設計CAD 回路設計用のCADを使って簡単な回路の設計ができる
11週 回路設計CAD 回路設計用のCADを使って簡単な回路の設計ができる
12週 回路設計CAD 回路設計用のCADを使って簡単な回路の設計ができる
13週 シーケンス制御で使われるリレーと出力機器 自己保持回路やタイマー,カウンターについて説明できる
14週 シーケンス制御のPLCと総合課題 PLCを用いて簡単なラダー図が構成できる
15週 産業用ロボットのシミュレータ 産業用ロボットのシミュレータで位置制御ができる
16週 産業用ロボットのティーチングと位置制御 産業用ロボットのティーチングができる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。2
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。2
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。2
実験・実習を安全性や禁止事項など配慮して実践できる。2
個人・複数名での実験・実習であっても役割を意識して主体的に取り組むことができる。2
共同実験における基本的ルールを把握し、実践できる。2
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00020800100
基礎的能力0002020040
専門的能力000040040
分野横断的能力000020020