工業簿記

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 工業簿記
科目番号 24114 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 情報機械システム工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 みんなが欲しかった! 簿記の教科書 日商3級商業簿記,978-8132-9606-5,TAC出版
担当教員 中井 一文

到達目標

1.簿記の流れを説明できる
2.総勘定元帳を作成できる
3.試算表を作成できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1簿記3級程度の簿記の流れを説明できる授業で取り上げた例の簿記の流れを説明できる簿記の流れを説明でききない
評価項目2簿記3級程度の総勘定元帳を作成できる授業で取り上げた例の総勘定元帳を作成できる総勘定元帳を作成できない
評価項目3簿記3級程度の試算表を作成できる授業で取り上げた例の試算表を作成できる試算表を作成できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
工業簿記は製造業を始めとした各種業界において利益が出ているか計算するための必須技能である。
本授業では、日商商業簿記3級をベースに学習を進め、工業簿記に必要な知識を修得していく。
授業の進め方・方法:
教科書の例題を中心に勉強していく。
毎回の授業で課題を設定するので忘れずに提出すること。
インターネットやアプリに簿記に関する無料の問題集がたくさんあるので復習に利用すること。
注意点:
企業における経済活動としてお金や物品のやりとりがあることを意識する。
個人で日商商業簿記3級の合格を目指すとよい。
工業簿記の資格は簿記2級からあるため、商業簿記3級の知識がベースとして必要である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 簿記の基礎 簿記の基礎を説明できる。
2週 商品売買 商品売買について仕訳ができる。
3週 現金預金 現金預金について仕訳ができる。
4週 手形と電子記録債権 手形と電子記録債権について仕訳ができる。
5週 有形固形資産 有形固形資産について仕訳ができる。
6週 その他の取引(1) 未収入金等について仕訳ができる。
7週 中間試験
8週 その他の取引(2) 受取商品券等について仕訳ができる。
4thQ
9週 その他の取引(3) その他の収益・費用等について仕訳ができる。
10週 帳簿 各種の帳簿を作成できる。
11週 試算表 試算表を作成できる。
12週 伝票と仕訳日計表 伝票と仕訳日計表を作成できる。
13週 工業簿記と商業簿記 工業簿記と商業簿記の違いを説明できる。
14週 原価計算 製造業における原価を計算できる。
15週 期末試験
16週 期末試験の解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000400100
基礎的能力0000000
専門的能力60000400100
分野横断的能力0000000