材料力学１

1. 応力とひずみ，弾性係数の定義を説明できる
2. 許容応力と安全率について説明できる
3. 簡単な構造において，応力とひずみ，弾性係数の計算ができる

	理想的な到達レベルの目安	標準的な到達レベルの目安	未到達レベルの目安
評価項目1	応力とひずみ，弾性係数の定義を説明できる	応力とひずみ，弾性係数の定義を知っている	応力とひずみ，弾性係数の定義を知らない
評価項目2	許容応力と安全率の定義を説明できる	許容応力と安全率の定義を知っている	許容応力と安全率の定義を知らない
評価項目3	応力とひずみ，弾性係数の関係を用いた計算ができる	応力とひずみ，弾性係数それぞれを計算で求めることができる	応力とひずみ，弾性係数の計算ができない

概要:

機械や構造物の強度に関する基礎を学修する．
※実務との関係
　この科目は他機関において機械装置の強度設計を含む開発設計を行っていた教員が，その経験を生かし，材料力学分野の知識や技術について講義形式で授業を行うものである．

授業の進め方・方法:

講義形式で授業を行うとともに，講義内容に関連した演習を行う．演習は課題として提出する

注意点:

・関数電卓を持参すること
・「ポートフォリオ」は課題に関する評価である

アクティブラーニング	ICT 利用	遠隔授業対応	実務経験のある教員による授業

		週	授業内容	週ごとの到達目標
前期
	1stQ
		1週	応力	応力の説明と計算ができる
		2週	ひずみ	ひずみの説明と計算ができる
		3週	フックの法則	弾性係数とポアソン時の説明，および計算ができる
		4週	材料の引張試験と許容応力	応力－ひずみ図を説明でき．許容応力の計算ができる
		5週	組合せ構造物（簡単な不静定問題）	簡単な不静定問題の計算ができる
		6週	組合せ構造物（簡単なトラス）	簡単なトラスの計算ができる
		7週	中間試験
		8週	試験返却・解答解説
	2ndQ
		9週	熱応力	熱応力の計算ができる
		10週	棒材の少し複雑な問題	棒の自重による伸びや一様変化断面棒の伸びを求めることができる
		11週	平面応力とモールの応力円（傾斜面の応力，せん断応力の符号）	傾斜面に働く垂直応力とせん断応力の説明，および計算ができる
		12週	平面応力とモールの応力円（斜面の指定，共役せん断応力）	斜面を指定したときの垂直応力とせん断応力を求めることができる
		13週	平面応力とモールの応力円（平面応力状態，モールの応力円）	モールの応力円を用いて主応力と最大せん断応力を求めることができる
		14週	薄肉かく	薄肉かくの計算ができる
		15週	期末試験
		16週	試験返却・解答解説

分類		分野	学習内容	学習内容の到達目標	到達レベル	授業週