機械力学1

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 機械力学1
科目番号 24207 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 情報機械システム工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 機械力学(増補):青木繁著(コロナ社)
担当教員 林 浩一

到達目標

・振動問題を理解し,振動の種類や用語を説明できる
・1自由度無減衰系の自由振動,強制振動について解を求めることができる
・1自由度減衰系の自由振動,強制振動について解を求めることができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1振動問題を理解し,振動の種類や用語を説明できる振動問題や振動の種類,用語を知っている振動問題や振動の種類,用語を知らない
評価項目2無減衰系の自由振動,強制振動について解を求めることができる無減衰系の自由振動,強制振動について運動方程式が立てられる無減衰系の自由振動,強制振動について運動方程式が立てられない
評価項目3減衰系の自由振動,強制振動について解の求め方を理解している減衰系の自由振動,強制振動について運動方程式が立てられる減衰系の自由振動,強制振動について運動方程式が立てられない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
機械の運動に関して,特に振動に関する基礎を学習する.
※実務との関係
 この科目は他機関において異常振動検知による機械装置の故障診断業務を行っていた教員が,その経験を生かし,振動をはじめとした機械力学分野の知識や技術について講義形式で授業を行うものである.
授業の進め方・方法:
講義形式で授業を行うとともに,講義に関連した演習を行う.演習は課題として提出する.
注意点:
・関数電卓を持参すること
・「ポートフォリオ」は課題に関する評価である

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 振動について 振動の種類や用語について説明できる
2週 力学モデル,運動方程式 力学モデルとは何かを説明できる
3週 減衰のない1自由度系の振動(1) 減衰のない1自由度系の振動について,力学モデルをつくり,運動方程式をたてることができる
4週 減衰のない1自由度系の振動(2) 減衰のない1自由度系の振動について,運動方程式の解を求めることができる
5週 減衰のある1自由度系の振動(1) 減衰のある1自由度系の振動について,力学モデルをつくり,運動方程式をたてることができる
6週 減衰のある1自由度系の振動(2) 減衰のある1自由度系の振動について,運動方程式の解を求めることができる
7週 後期中間試験
8週 試験返却,解答解説
4thQ
9週 減衰のある1自由度系の振動(3) 減衰のある1自由度系の振動を説明できる
10週 衝撃入力を受ける1自由度系の振動(1) インパルス応答関数について説明できる
11週 衝撃入力を受ける1自由度系の振動(2) 任意の入力を受ける系の応答について説明できる
12週 1自由度系の強制振動(1) 力入力を受ける1自由度系の振動について説明できる
13週 1自由度系の強制振動(2) 半パワー法について説明できる
14週 1自由度系の強制振動(3) 変位入力を受ける1自由度系の振動について説明できる
15週 後期期末試験
16週 試験返却,解答解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000400100
基礎的能力3000020050
専門的能力3000020050
分野横断的能力0000000