舶用電機システム工学(2023年度開講無し)

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 舶用電機システム工学(2023年度開講無し)
科目番号 0023 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 海事システム学専攻 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 パワースイッチング工学 電気学会大学講座
担当教員 窪田 祥朗

到達目標

省エネルギー化と海洋環境保護の必需性を認識し、これらの観点から船舶における新しい電機システム、高速推進システムの開発等について自発的に調査、考察し、知見を論ずることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1パワーエレクトロニクス技術の利用方法について論ずることができる。パワーエレクトロニクスについて理論を理解できる。パワーエレクトロニクス技術、および、利用方法を理解できない。
評価項目2パワーエレクトロニクスのシミュレーションソフトを応用できる。パワーエレクトロニクスのシミュレーションを用いることができる。パワーエレクトロニクスのシミュレーションを利用できない。
評価項目3パワーエレクトロニクスを通じて、省エネルギー化、環境保護について論ずることができる。パワーエレクトロニクスを通じて、持続可能社会の実現を検討できる。パワーエレクトロニクスと社会生活の関係性を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
【 海事 平成28年 1年・2年 春 開講 】
化石燃料の枯渇化に対する省エネルギー化の必要性と、その実現に向けたパワーエレクトロニクス応用技術を理解する。
授業の進め方・方法:
授業方法は、序盤は講義中心とし、以降は輪講形式で各個人が選定したテーマについて関係論文および技術資料を中心に発表する。
注意点:
予習と既習事項の練習定着は基本的に受講者の責任である。
電気工学関連の科目を習得していることが望ましい。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバスによる学修説明 シラバスの理解、パワーエレクトロニクスの定義を知る
2週 舶用電機システムの基本原理1 舶用電機システムの種類を知る
3週 舶用電機システムの基本原理2 舶用電機システムの基本構成と作動原理を理解する
4週 舶用電機システムの基本原理3 パワーエレクトロニクスと舶用電機システムの関係を理解する
5週 舶用電機システムの基本原理4 パワーエレクトロニクス回路構成を理解する
6週 舶用電機システムの基本原理5 パワーエレクトロニクスの応用性を検討できる
7週 パワーエレクトロニクス回路のシミュレーション1 シミュレーションソフトを使用できる
8週 パワーエレクトロニクス回路のシミュレーション2 簡単な回路をシミュレーションできる
4thQ
9週 パワーエレクトロニクス回路のシミュレーション3 パワーエレクトロニクス回路をシミュレーションできる
10週 パワーエレクトロニクス回路のシミュレーション4 回路パラメータの変化とその動作特性を理解できる
11週 各テーマの発表1 発表を聞いて内容を理解するとともに質問できる
12週 各テーマの発表2 発表を聞いて内容を理解するとともに質問できる
13週 各テーマの発表3 発表を聞いて内容を理解するとともに質問できる
14週 各テーマの発表4 発表を聞いて内容を理解するとともに質問できる
15週 各テーマの発表5、各テーマの補足発表 発表を聞いて内容を理解するとともに質問できる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表課題態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合1050300010100
基礎的能力0101000020
専門的能力103010001060
分野横断的能力0101000020