到達目標
省エネルギー化と海洋環境保護の必需性を認識し、これらの観点から船舶における新しい電機システム、高速推進システムの開発等について自発的に調査、考察し、知見を論ずることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | パワーエレクトロニクス技術の利用方法について論ずることができる。 | パワーエレクトロニクスについて理論を理解できる。 | パワーエレクトロニクス技術、および、利用方法を理解できない。 |
評価項目2 | パワーエレクトロニクスのシミュレーションソフトを応用できる。 | パワーエレクトロニクスのシミュレーションを用いることができる。 | パワーエレクトロニクスのシミュレーションを利用できない。 |
評価項目3 | パワーエレクトロニクスを通じて、省エネルギー化、環境保護について論ずることができる。 | パワーエレクトロニクスを通じて、持続可能社会の実現を検討できる。 | パワーエレクトロニクスと社会生活の関係性を理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
【 海事 平成28年 1年・2年 春 開講 】
化石燃料の枯渇化に対する省エネルギー化の必要性と、その実現に向けたパワーエレクトロニクス応用技術を理解する。
授業の進め方・方法:
授業方法は、序盤は講義中心とし、以降は輪講形式で各個人が選定したテーマについて関係論文および技術資料を中心に発表する。
注意点:
予習と既習事項の練習定着は基本的に受講者の責任である。
電気工学関連の科目を習得していることが望ましい。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
シラバスによる学修説明 |
シラバスの理解、パワーエレクトロニクスの定義を知る
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2週 |
舶用電機システムの基本原理1 |
舶用電機システムの種類を知る
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3週 |
舶用電機システムの基本原理2 |
舶用電機システムの基本構成と作動原理を理解する
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4週 |
舶用電機システムの基本原理3 |
パワーエレクトロニクスと舶用電機システムの関係を理解する
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5週 |
舶用電機システムの基本原理4 |
パワーエレクトロニクス回路構成を理解する
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6週 |
舶用電機システムの基本原理5 |
パワーエレクトロニクスの応用性を検討できる
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7週 |
パワーエレクトロニクス回路のシミュレーション1 |
シミュレーションソフトを使用できる
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8週 |
パワーエレクトロニクス回路のシミュレーション2 |
簡単な回路をシミュレーションできる
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4thQ |
9週 |
パワーエレクトロニクス回路のシミュレーション3 |
パワーエレクトロニクス回路をシミュレーションできる
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10週 |
パワーエレクトロニクス回路のシミュレーション4 |
回路パラメータの変化とその動作特性を理解できる
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11週 |
各テーマの発表1 |
発表を聞いて内容を理解するとともに質問できる
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12週 |
各テーマの発表2 |
発表を聞いて内容を理解するとともに質問できる
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13週 |
各テーマの発表3 |
発表を聞いて内容を理解するとともに質問できる
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14週 |
各テーマの発表4 |
発表を聞いて内容を理解するとともに質問できる
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15週 |
定期試験 |
定期試験
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 30 | 40 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 |
専門的能力 | 10 | 40 | 0 | 0 | 0 | 30 | 80 |
分野横断的能力 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 |