腐食工学

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 腐食工学
科目番号 0063 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 海事システム学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 印刷物を配布  参考図書: さびの基本と仕組み(秀和システム)、船舶の塗料と塗装(船舶技術協会)
担当教員 窪田 祥朗

到達目標

金属腐食とその制御法に関する基礎的な知識を習得し説明できるようになる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 腐食電池の形成について腐食電池の形成について理解し、説明できる腐食電池の形成について理解している腐食電池の形成について理解していない
評価項目2 種々の腐食形態について種々の腐食形態について理解し、説明できる種々の腐食形態について理解している種々の腐食形態について理解していない
評価項目3 腐食反応の制御について腐食反応の制御法について理解し、説明できる腐食反応の制御法について理解している腐食反応の制御法について理解していない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
【 海事 平成28年度は開講しない 】
金属腐食とその制御法に関する基礎的な知識を習得するとともに船舶への応用についても検討する。
授業の進め方・方法:
授業は基本的に講義形式とするが、研究課題の発表を持ってこれに代えることもある。
注意点:
研究課題の提出は期限を厳守すること

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 金属の腐食 (1) 腐食反応の概要について学習する
2週 金属の腐食 (2) 湿食の電気化学的反応について学習する ①
3週 金属の腐食 (3) 湿食の電気化学的反応について学習する ②
4週 金属の腐食 (4) 不動態について学習する
5週 金属の腐食 (5) 均一腐食と局部腐食について学習する
6週 金属の腐食 (6) 腐異種金属接触食について学習する
7週 金属の腐食 (7) 通気差腐食について学習する
8週 金属の腐食 (8) 孔食について学習する
4thQ
9週 金属の腐食 (9) すきま腐食について学習する
10週 金属の腐食 (10) 粒界腐食につて学習する
11週 金属の腐食 (11) 応力腐食割れと腐食疲労について学習する
12週 腐食の制御法 (1) 被覆による防食法について学習する
13週 腐食の制御法 (2)
防食剤を利用した防食法につて学習する
14週 腐食の制御法 (3) 電気防食法について学習する
15週
16週 定期試験の解説と授業の総括

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合500020300100
基礎的能力0000000
専門的能力   5000      30080
分野横断的能力000   200020